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締め過ぎや固着してしまったボルトを緩めるときなどに、頭が飛んでしまった時の折れたボルトの外し方です。




頭の飛び方でボルトの外し方が違います。

パタ−ンA
 ボルトの首の部分で頭が取れてしまった場合で、折れたボルトが少し頭を出している状態です。締め込むときに頭が飛んだ場合になりやすいパタ−ンです。

パタ−ンB
 ボルトの折れた部分がボルト穴に入っている状態で、固着したボルトを外すときや板状の物を締め込むときに発生しやすく、よく経験するパタ−ンです。



パタ−ンAの外し方


 ボルトの頭に金ノコなどで切れ目を入れて溝を作り、マイナスドライバ−で緩めるやり方です。この時に、金ノコではなくてタガネで溝を付けるやり方も有効です。
ハンマ−でタガネを叩くショックでネジそのものが緩みやすくなるので簡単に取れる場合が有ります。又、ポンチなどでゆるみ方向に力が加わるように叩いていく方法もあります。
 どの方法が最前かは、作業のしやすさ・折れたボルトの径などによって違うので臨機応変に使い分けてください。


パタ−ンBの外し方




 まず、残ったボルトのセンタ−にポンチを打ちます。このポンチは重要な作業なので慎重にセンタ−に打つことがこの作業のキモになります。次に残ったボルトにドリルで穴を
開けます。この時にポンチのセンタ−が狂っているとドリル穴がずれてネジ山を痛めてしまいます。
 次に下の画像の工具『ボルト抜き』をハンマ−で打ち込んでネジがゆるむ方向にねじ込みます。この工具は画像のように逆ネジになっているので工具をねじ込むとボルトは
ゆるむ方向に力が掛かるのでボルトがゆるむ仕組みになっています。


 開ける穴の大きさは左の画像の工具 『ボルト抜き』の大きさに合わせて開けることが必要です。この工具はボルトの径に合わせて数種類が売っているので目的にあった
『ボルト抜き』を用意して、サイズにあった下穴を開ける必要があります。
 ちなみに、画像のボルト抜きは適応ボルト径が17−24mmの物ですが、販売されているサイズは適応ボルト径が5−6mm、6−8mm、8−11mm、11−14mm、
14−18mm、17−24mmの各サイズが販売されているようです。
 管理人は近くのホ−ムセンタ−で購入したので、どこでも手にはいると思います。
 お金のある方はスナップオンのボルト抜きの方がしっかりしていてお勧めです。興味のある方は、ランエボおやじさんのHPに有る追加メ−タ−のセンサ−取り付けを
見てください。
 この工具を使う場合に注意することは工具に必要以上の力をかけないことです。オ−バ−トルクになるとこの工具も折れますが、ボルトと違って焼きが入っているので
ドリルで穴を開け直すことが出来なくなります。つまり、その部分のボルトはもう取れなくなってしまいます。こうなったら完全にお手上げなので力を入れてもゆるまないと
思ったらあきらめて違う方法を試すことも必要です。

 上の方法ではうまく行かない場合は次の方法が有ります。


 これは、ボルトを抜くと言うよりも1サイズ大きな穴を開けてタップを切るという方法なので本来の「ボルトを抜く」と言う意味からは外れてしまうかもしれませんが、どうしても
ボルトが抜けない場合はこの方法しか有りません。
 過去の経験からすると、オリジナルのネジ穴の内径ぎりぎりにドリルで穴を開けると簡単にボルトが外れたことが何回もあります。ですから、ポンチでセンタ−がキチンと
出ていればネジの内径にギリギリに穴を開けて様子を見てみるのも一つの方法です。


 その他の裏技としてゆるまないボルトは酸素であぶったりすると緩みやすくなるので、バ−ナ−が使える人は試してみる手も有ります。

尚、上記の作業は全て自己責任でお願いします。