新教育に関する意見・提案(文部科学省など)


 2002年度から公立の小中学校で、2003年度から公立の高等学校で実施される、新学校教育と その中心課題となる『総合的な学習の時間』について理解を深めるために、新教育に対する私個人の 意見や提案を公開しています. 個人が所有している知識や情報を互いに公開し、意見を交わし、色々な学校の取組みや提案に対して 具体的な意見を提出し、積極的に参加することを目的としています。
 また「総合学習を知ろう会」発足までの私個人の学習や活動については、このホームページの 【「詳細】の中の「新学習指導要領」「総合的な学習の時間」 をご覧ください。

   あなたの率直なご意見やご感想をお聞かせ下さい。


             資料00   「総合学習を知ろう会」のあゆみ
             資料01   総合学習の理解を深めよう
             資料02   意見提案 : 文部科学省へ「小中学校設置基準」
             資料03   意見提案 : 21世紀の教育基盤(私案)
             資料04   意見投稿 : RKBテレビ討論「変わる?週五日制の子ども達」
             資料05   意見提案 : 「21世紀地方行政にのぞむ新教育」・・・最初の「案内画面」をご覧ください。

資料00


      「総合学習を知ろう会」のあゆみ

2001-11-11 西日本新聞「プリズム」へ投稿「総合学習の理解を深めよう」〔資料01〕

2001-11-17 講演会「開かれた学校づくりと地域社会」に出席
      (講演者 文部科学省・大臣官房審議官・生涯学習政策担当 寺脇 研氏)
      講演後、総合学習に関する質問と提案のメモを手渡す。〔資料02〕
      講演メモ作成〔資料03 : 文責橋口〕

2001-11-21 西日本新聞読者情報交換欄「掲示板」に下記の呼びかけ投稿
      「総合学習を知ろう会」を発足します。新教育に関心のある方、
      これまでの教育に疑問のある方ご連絡ください。橋口まで
       http://homepage2.nifty.com/Sougou-edk/index.html

2001-11-22 電話問合せ者あり 1件。会の主旨を説明しHP閲覧を案内
2001-11-25 電話問合せ者あり 1件。会の主旨を説明しHP閲覧を案内

2002-03-17 教育フォーラム「学習ばなれ」(ベネッセコーポレーション主催)出席
      講演メモ作成〔資料04 : 文責橋口〕・・・作成中

2002-03-22 文部科学省へ「小中学校設置基準」に関する意見提出:
      パブリック・コメント〔資料05〕

2002-04-07 西日本新聞「プリズム」投稿「与えるテーマ創造力を欠く」〔資料01〕


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資料01



2001-11-11     総合学習の理解を深めよう


 公立の小中学校で来年度から始まる総合学習の理念を明確に理解している人はほとんどいないようだ。  簡単に言えば、今までの「教えられたことを学ぶ」から逆転して、「学びたいことを自らの力で学習する」 教育へ変わるのである。  これは教師への課題であると同時に、社会と家庭に、むしろ私たち一人ひとりへの国家提案である。詳しい 説明はどこの書店でも買える新学習指導要領の総則編に述べられているが、わずか百円足らずでだれでも購入 できるこの本を手にしている人はあまりいないだろう。  最近、私が出会った二十数人の教員の皆さんには、週五日制導入による時間短縮の不安も手伝って実に不評 である。だが、未知のものへの探求心を養い与えられる人間から、本来の人間に成長するためには、この施策 は効果があることをもっと理解すべきではないだろうか。  (西日本新聞「プリズム」投稿 2001-11-11)
2002-04-07     与えるテーマ創造力を欠く
 どのように総合学習へ取組めばよいのか多くの学校が困惑している。先行実施校の報告である実践事例集2 (文部科学省作成、H13.02第3版発行、219円)によれば、23中学校のうち僅か数校のみが、生徒一人一人が 各自の趣味・関心に合わせてテーマを設定しているに過ぎない。  本紙(3月24日号)で荒木小の紹介がある。「広川で遊んだ経験があるか」という質問に75%の児童が「ない」 と答えた結果のテーマ設定である。25%の児童の本当にやりたいと考えたテーマはどこに行ったのだろうか。  最も関心のあることに取り組むことは、限りない好奇心と興味を次々に生み出し、最も潜在力を引き出す はずである。これこそ教えられるばかりの教育から、自らが学ぶ教育への大切な思考と行動の転換であり、 総合的な学習の『時間』が設定された本当の意義があると思うのだが。            (西日本新聞「プリズム」投稿 2002-04-07 掲載記事は、投稿主旨と異なっていた)

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資料02



 2002-03-22  【 意見提案:文部科学省へ「小中学校設置基準」】


     「小学校設置基準」又は「中学校設置基準」の制定に対する意見 報告先  文部科学省初等中等教育局 初等中等教育企画課 教育制度改革企画調査係 FAX番号 03-3581-2630   100-8959 東京都千代田区霞ヶ関3-2-2 意見提出者   橋口成幸(はしぐち しげゆき)  エスペラント伝習所須恵 意見提出に関するメモ  私は、2001年度に福岡県内6中学校で、校外講師として述べ49クラス、生徒数にして約1800名 に国際語エスペラントの授業を、ボランティアとして担当したものです。日数にして、18日間の体験 に基づいて、この意見を提出しています。  教育に関しては、NHKテレビの「日本の宿題・学校」や「10代しゃべり場」に関心を寄せ、視聴者 としての意見を提出しています。また、『総合学習』については、下記のホームページを作成し新教育 について一般人が理解を深めることを提案しています。以上のような立場で、この意見を提出している ことを、ここに報告しておきます。 @ 設置基準の位置付け 〔原案〕・・・水準向上に努める。 ≪改善≫・・・に努め、年度毎に基準についての改善意見等を、教諭及び児童(生徒)の保護者ならびに        住民から把握し、学校としての意見も添えて、上部へ報告する。 *** 理由 *** 時代の進歩が速いので、1年後に多くの制度が古くなり、新しい問題が次々に発生する。 A 自己点検評価及び情報提供 〔原案〕・・・情報提供を行う。 ≪改善≫・・・情報提供を行う。その方法は学校毎にホーム・ページを作成し、その中でも公表する。 *** 理由 *** 広く周知することと意見把握の迅速性を考慮すべきである。今の時代に半年も1年も経過        した情報は検討する価値が半減する。 B 学級の編成 〔原案〕・・・原則として40人以下とする。 ≪改善≫・・・原則として20人以下とし、学校の事情により不可能な場合は最高でも30人以下とする。 〔原案〕・・・学級は、原則として、同学年の児童(生徒)で編成する。 ≪改善・追加≫ 但し、『総合的な学習の時間』の場合は、原則として、全学年の児童(生徒)で編成する。 *** 理由 *** 児童(生徒)たちの性格が多岐にわたっている今日、一人の教諭が気を配れる人数は15人        程度であり、多くても20人程度までである。        児童(生徒)の体格が向上し、旧型の教室は狭すぎて、40名入るのは非常に窮屈である。        『総合学習』設定の本質は「自ら学ぶ方法を見い出す」ことにあり、年齢の異なる児童        (生徒)との共同学習こそ、最も適切な環境の提供となる。 C 教諭等 〔原案〕・・・1学級当たり教諭1人以上を置く。 ≪改善≫・・・1学級当たり教諭1人以上を置き、教諭1人の場合は、学習補助者(仮称)を1人以上        必要に応じて臨時に置くことができる。学習補助者は、できるだけ地域住民のなかから        適切な人を登録し、特殊な授業については、他地域の人もその対象に含める。 *** 理由 *** 教員免許を取得していなくても、社会経験が豊富な人であれば、十分に補助できる。        また部外者からの視点は、特に『総合的な学習の時間』において発揮される期待が大きい。 D 施設及び設備等の一般的基準 〔原案〕・・・安全適切なものとする。 ≪改善≫・・・安全適切なものとし、時代の流れにそわないものは適宜更改する。 *** 理由 *** チョーク使用黒板は非衛生的であり、一般企業では改善指導が行われるべき環境である。        単に意見を求めるだけでなく、実際に現場に行き数日間ありのままの学校運営実態を観察        する事が大切である。 E 校舎及び運動場の面積等 ≪追加≫   教室の面積に関する基準        机配列の左右間隔は、児童(生徒)が十分に通れる幅を確保する。 *** 理由 *** 大都市周辺のマンモス校(殆どの学級が40人)では教室内が窮屈で圧迫感があり、勉学する        雰囲気に欠けている。        1学級が20人となれば、この問題は解決する。        1学級が40人のままで続けるならば、少子化や過疎化で空き教室のある場合は2教室の間        の壁を除去し大教室を作ってもよい(但し建築構造上に問題を生じないよう考慮すること)。 F 備えるべき施設 〔原案〕・・・少なくとも教室(普通教室、特別教室等)、 ≪改善≫・・・少なくとも教室(普通教室、伝統芸能教室、特別教室等)、 *** 理由 ***各地域に残されている神楽や祭囃子などの伝統芸能を、児童(生徒)が伝承して行く事は、         日本文化を豊かに育てることにつながる。国境なき時代と言われる21世紀において、外国        の同世代の若者が集うとき、自国の文化を披露できる人間を育てることは有意義である。        またオープンスペースとして、月1回の自由な発表場として、地域住民へも開放できる。 G 校具及び教具 ≪追加≫   現在使用設備の廃止と更改に関する基準       (1)現在のチョーク使用型黒板を全て廃止し、ホワイトボード型に3年以内に更改する。 *** 理由 *** 狭い教室の前列に座っている児童(生徒)はチョークの粉を被って学習している。全く50年        以上前の時代と変わりなく不衛生である。最前列の生徒は、黒板から1メートル以内に        座っている学校もある。        新校舎は全てホワイトボード型にする。        旧校舎は、現在の黒板はそのままにしておいて、ホワイトボード型を前面に取り付ける。        高価なマグネット式ではなく、厚手のベニア版にホワイトボード用の硬質ビニールを接着        剤で貼りつける。上部にはカーテンレールの応用で、説明資料等を吊り下げられるように        スライド式クリップ等を設ける(マグネット式の約10分の1の費用で改善可能)。       (2)現在使用している長方形の机は、これからのグループ学習や討論に不向きである。        5個組み合わせて円卓(完全な円ではなく5角形)となる机(一個の開き角度が72度)に3年        を目途に更改する。 *** 理由 *** 全員が黒板の方を向き一日中勉強しているのは、人間関係のよりよい醸成にはならない。        新教育のテーマのひとつ「コミュニケーション」(対話)は、互いに向き合った状態で生ま        れるものであり、意見を述べる人の表情を知ることが、豊かな感情のある人間を育てる。        机更改前でも相手の顔が見える机配置に、直ちに変えるべきである。 H 他の学校等の施設及び設備の使用    特になし。 << その他 >>  どの項目に該当するのか分らないので、ここに記述します。 ≪追加≫   21世紀IT環境の整備基準      (1)インターネット回線を次により整備する。        児童(生徒)数100名ごとに1回線を設置し、最低数を2回線を確保する。        〔例〕生徒数が360名の場合、4回線を設置する。        インターネット回線に関する設備料・使用料等は、国が全額負担する。      (2)学校内LAN構築を早急に整備する。        整備に伴い、児童(生徒)の指導資料をはじめ、全ての資料をデータベース化する。        『総合学習』の実施、複数担任制導入等の運営には、LAN構築は欠かせない。      (3)クラスに最低1台以上のパソコンを整備する。        当面の機器の調達は、企業や地域住民が使用しなくなったものを譲り受けてもよい。      (4)児童(生徒)が自由に使用できる入力練習のためのワープロを整備する。        パソコン時代に入り、粗大ゴミとなったワープロは、低学年の教材に十分なり得る。                                           以 上

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資料03



 2001-04-19  【 提案 : 21世紀の教育基盤(私案)】


 【詳細】の中の「1. 新教育指導要領」の中の「1-4 21世紀の教育基盤(私案)」と同じ内容です。
 2002年度から小中学校で実施される新学習指導要領での教育に関する基本的な考え方は、従来までの 教師による生徒指導型教育から、生徒自らが進んで参加する自発学習支援型教育に変化すべきことを示 していると受け留めています。
 最も注目されている現在の課題は、「実社会の規則と教育とのズレ」(この場合の教育とは、 学校以外の家庭や地域や企業における全てのものを指しています)にあると指摘されています。 新しく設定された『総合的な学習の時間』(以降『総合学習』)の中でも述べられているように、 21世紀は「ゆとり」「生きる力」を考える教育を目指しています。
 私は大手企業に勤めるサラリーマン生活35年間の職務経験(プログラマー・企画部業務改善担当) や労働組合役員経験をもとに、いま大変革を始めようとする教育現場に対して、『総合学習』を進め るに当たってとり入れて欲しい次の6点を提案し、21世紀教育基盤の確立に一石を投じたい考えて います。子供社会の視点に立って採用されることを心から願っています。
1.相手の顔をみる環境の確立〔黒板に向けた一方向の机配置の廃止〕
教室で前の人の後ろ姿を一日中見つめる教育環境では、クラス全員との会話も生まれません。意見を 発表する友の表情が見える、体面配列等の工夫が必要だと考えます。
2.情報の溢れた社会に対応する処理・分析力の養成〔速読技術の習得〕
現在の若者たちは「読書離れ」だと言われていますが、社会人となって働く場合には、色々な資料や 規定や技術書を読まなくてはなりません。本を読む速度が遅い人は当然ながら知り得る情報も少なく なります。 現在より2倍、3倍の速さで本を読むことが出来れば、知り得る情報も加速します。情報過多の社会 に生きる者は、不必要な資料を即座に判別する能力が必要で何よりも速読能力の養成は欠かせません。
3.いろいろな角度から考える力の養成〔プログラミング思考の習得〕
機械内部では、「1」か「0」で表現されるプログラムが動いているコンピューターは、 どんな異常時が発生しても正常に動き続けるために、多くの例外条件を克服する仕組みのプログラム が作成されています。小さな例外を重要視する考え方は、反対意見を尊重することにもつながります。 少数意見を切り捨てることのない色々な思考力の養成が必要です。
4.常により良いものを目指す姿勢の養成〔QC(品質管理)手法の学習〕
人類の発展は常に努力に裏打ちされた向上心があったからだと考えています。 子供にとっても大人にとっても最大の行事である「遊び」の中では、終わることのない改善と努力が 常に根気よく続けられています。このことを理論付けたものがQCだと言っても良いでしょう。 「自分ならどうするか」という考えを日頃から身につけていることは責任を持った個性的な人間形成 にとって何よりも大切です。 「工夫をする」ためには、どのようにすれば良いのか、その考え方を学ぶことが必要です。
5.自分の意見を人前で発表する経験〔個人の主張表現〕
自分の意見に自信を持っていない人は、その意見が正しいものであっても、いつも他人の意見に負か されてしまいます。民主主義で皆が忘れてはならない点は、少数意見をどのように多数意見の中に反 映させるかということです。根拠を挙げて自分自身の意見を述べる勇気ある態度の養成が必要です。
6.日本人としての個性の主張〔伝統文化継承の体験〕
核家族化が進み地域の組織や親睦会に加わらない人々が増えている現在、地域の伝統文化はますます 継承されにくい社会に成りました。日本の伝統文化に触れる機会を子供の頃に与えることは、協力や 責任分担を養う上でも大変重要だと考えます。
                                         以 上

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資料04



 2002-08-08  【 RKBテレビ討論への意見】


 討論テーマ 「変わる?週五日制の子ども達」  私の意見  週五日制に賛成!!! 人間が生きかえるチャンス!!!        おとな自身が「総合的な学習の時間」の理念を学習することが必要です。        私の呼びかけ資料4枚を送ります。ホームページを開いています。  FAX送付資料 0120-844-843        上記意見と次ぎの資料を送付しました。      1 「こどもとおとなの土曜日」自主運営・・・おとなの学習会 新教育総合学習      2 「こどもとおとなの土曜日」解説の呼びかけについて      3 自主団体「こどもとおとなの土曜日」(仮称)解説について      4 達人カード、知りたいカード、やりたいカードの様式見本  Eメール送付意見 dondon@rkb.ne.jp  私の意見          教師側から、課題やテーマを児童生徒に与えれば、総合学習は育たない。        その時点で90%死んでしまいます。        児童生徒が自らテーマを探すことが、総合学習の最大のネライです。        先日実施された日本カリキュラム学会第13回大会で紹介された課題研究発表も、        残念ながら「与えたテーマ」でした。        学習指導要領の総則編を、保護者が一度読まなければなりません。

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2004-05-11:管理者:
エスペラント伝習所須恵