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いつものように学校へ行き、いや、今日はいつもより少し余裕をもって学校へと向かったので、美しい朝の景色を楽しむことができた。
休み時間に、フランスから来てるアンナ・ローラやエリックや他の子と話し、そして何だかいつものようにグレゴールと話している時に、エイミーが、パーティー(だったか何だか忘れた)がいつがいいかみたいなことを聞きに来ていて、今度の木曜日になりそうだった。
木曜日はLeninとのクラスがある日だ。私は「金曜日の方がいい」と言った。すると金曜はLeninのためのパーティーがあるからダメだとエイミーとグレゴールが言った。
誰のためって?と聞き返した。なぜLeninのためなのか分からなかった。聞きまちがいかと思ったのだ。「どうしてLeninのためのパーティーなの?」するとグレゴールはとんでもないことを口にした。
Leninがこの学校をやめるからお別れのパーティーだと。
私はそれを聞いてすごいショックをうけた。「どうして?Leninはどうするつもりなの?グレゴール、私をからかってるの?」
でもそれは本当だった。ここよりももっといい仕事が見つかったからやめるらしい、とグレゴールは言った。キトを離れるわけではないけれど、とにかくこの学校を辞めるのだと。しばらくぼう然としてしまった私にグレゴールは「Junko、大丈夫?」ときいた。
「うん...ありがとう」と言って私はその場を離れた。
そしてLeninのオフィスに行った。事実を彼の口から確かめたかったのだ。
Lenin、話したいことがあるんだけど...というと彼はJunko、僕もだよ。と言った。聞いたんだけど...この学校を離れるって本当?
彼は本当だとうなづいた。私の心は悲しみで満ちた。でも振り切って、
「OK、けど、......勉強を続ける気はあるの?」と聞いた。
Leninはもちろん、と強くうなづいた。「それは、僕にとってとても重要なことだもの」「私にとってもそう」だけど、とLeninは続けた。
今はまだ、いつが自由な時間になるか分からない。「だから、君に電話をするよ」そうして話している間も次々に人が来る。Leninは本当に忙しいのだ。OK、と言って私はその場を離れた。
でも本当にショックで心の整理がつかない。
Kanakoに話していると、その横をナルシッサが通り「どうしたの、Junko?」と聞いてくる。「でっかいプロブレムがあって、でも今は話せません、また別の日に言います。」
授業も普通にうけて冗談も返すけれど やはり気がつくとそのことを考えている。授業中のちょっと空いた時間にKumikoに聞いて、と相談した。Kumikoはミンドに行った時にLeninのみんなに対する気遣いに感動していた。そして私に週末のバーニョスに行くべきだと勧めた。
私もそう言われて迷った。でも今回のバーニョスは温泉でなく山登りやサイクリングがメインで、私はまたいつでも行けるし、と行かないことにしていたのだ。Leninと皆とで一緒に行くEFの旅行は、これが最後になるなんて。
Kumikoはまた、連絡先やe-mailを聞いておくことを勧めてくれた。ショックでちょっぴりぼう然としてたから、彼女の具体的なアドバイスがとてもありがたかった。そうしよう、と思う。必要だ。
気持ちの整理はつかないけれど、ともかくお昼を食べに行こうとしているとジョンセバスチャンとグレゴールが来て、5人でベーグルの美味しいお店に行った。こんな時だけど本当に美味しかった。
皆より一足はやく帰ってピチンチャ銀行でトラベラーズチェックを現金に替えるのに初めてチャレンジした。
手間がかかったが周りのエクアドルの人たちがとても親切で、無事に$150を現金に替えることができた。これでしばらくは安心だ。
Spinはウィルソン。有意義だった。
Spinの後は、アダウジザが今日で最後(明日、国へ帰ってしまう)なのでKanakoと3人でどこかに行こうというプランを練りつつ、遊んでいた。
ブラジル料理の店に行こうという話になり、Leninに聞こうと彼女が言って、Leninが教えてくれている横で私はアダウジザの手相をみてあげていて、日本から持ってきていた小冊子の手相のコーナーを見ながらやれこれは生命の線だの、これは恋人の線だの、感情線は昇ってのぼっているから(多分)とってもエモーショナルだの、何だのかんだのと言っているのをLeninも聞いて一緒に笑って、とても自然に楽しかった。
アダウジザも喜んでくれた。頭脳線が3本もあるので、これはよく分からないけど脳みそ(というか知能?)が3つなのかな、とか適当に言っていて、Leninが
Junkoどう考えても頭は一つだよ、と口をはさんできたりした。そしてブラジル料理のお店も教えててもらえてからは、ハイケとガブリエラが日本の写真を見せてというので、アルバムをいろいろ説明しつつ見せて、その後アダウジザとC.C.I.(*注1)に歩いていって、彼女がセビッチェ(*注2)の料理の本を探したり、カレンダーを一緒に見て、買うかどうか悩んだりして、午後を過ごした。
そして夜、Kanakoと待ち合わせて3人でブラジル料理店へ行った。肉がこれでもかと出てきて美味しかった。
<2002.1.29日記より>
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