JUNKOのエクアドル留学日記(仮)
 日本をよいしょと飛び出して、海を越え未知の南米大陸へと足を踏み入れた「私」。その留学生活はかなりハードでトラブルだらけ!しかし何もかもが新鮮で、アンデスの高地を照らす太陽のように輝きに満ちたものだった。

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 エクアドルに来て授業をうけはじめて約1か月が過ぎた。

コースが始まって4週が過ぎる金曜日に、ナルシッサたち教授はみんなで集まってすべての生徒についてコメントをしたらしい。
私のことについて少し教えてくれたが、
たとえばJunkoは宿題をやってこなかったり、本(
*注1)を読んでこなかったりする(これが否定的要素)。でも授業中はアグレッシブに参加するし休み時間やいろんな時間に他の生徒ともよくコミュニケートしている。
学校では日本人の生徒はヨーロッパやアメリカ合衆国の生徒と比べて全く違ったイディオマ(言語)の国で 大きく異なった文化を持っている、という認識があるらしい。日本の子は一般的に宿題は必ずきちんとやってきて授業態度もまじめだが、わりと受け身的で自分から積極的に働きかけようとしない、というのが大体の見方らしい。
・・・「でも、彼女(私)はちょっと他の日本人とは変わってるわねぇ」とナルシッサは他のクラスメートたちに言った。皆笑ってた!
え〜私だってたいていは宿題はやってくるよ!!本は・・・確かに読んでないなァ。

けれども学校でのすべての様子について、たとえば休み時間にどの子がどんな言語で喋っているかとか、校外に授業で行く際に(今まで2回校外に行った。小学校と、私の場合は老人ホームだった)、その生徒がどういう風に参加しているか、などをそれぞれの教授がコメントしたというから 徹底しているな、と私は恐れいった。

だからかもしれないが、グリルとシンディが「もう私たちはこれからはスペイン語しかしゃべらない」と言って、他の子が英語で話しかけたりすると「ハ?何?私ナニモワカリマセーン」と とぼけていた。
先週グリルと話した時に、彼女はエクアドルにいる3か月の間にスペイン語をマスターしなければいけないのに、1か月たった今もなかなか上達しない と言って、寮ではみんなが英語で喋るから練習にならないのだ と嘆いていた。私はホームステイに替わることを勧めたが、彼女がノルウェーから一緒に来ているサベス(彼女の恋人)が寮での生活に満足しているので そうもいかないのだ と言っていた。グリルの場合はノルウェーに戻ったらスペイン語の試験を受け、それにパスしないと仕事がもらえないそうだから切実だ。

でもそうやって スペイン語を話そうとする動きが出てきたのはとてもいいことだ。こうでなくっちゃ。

<2002.2.4日記より>


※注1:本を読む・・・私たちのクラスで一学期間をかけて読むことになっている『Cumanda』という本のこと。1ページの中に分からない単語が数十個もあるので、私はうんざりしてなかなか読む気になれない。
植民地時代のエクアドルの昔話ともいえる有名な話で、クマンダとは主人公の女性の名前、同名のトロリーの駅もあり、私がオタバロへ行くために待ち合わせした駅がそれだった。

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