|
ホストファミリーを替わりたいという気持ちが浮上している。
家族(とくにマリア)のことは大好きだし、同じ部屋のジュリーと過ごす時間も楽しい。だけど たばこの問題が大きく一つある。家族はみんなたばこをすう。私はたばこに
ほとんどアレルギーに近いようなものを持っていて、たばこの煙を察知すると胃が痛くなってしまう。これさえなかったらきっと自分もたばこを吸ってると思うんだけど。本当にだめなのだ。
そして、うちにはマリアの3人の子ども達と、今はジュリーと私以外にスイスのジェラルディンとイギリスから来たステリーがいる。
マリアドロレスとホセは私よりは支障なく英語が話せる。
みんなが英語で話している時は 私はなんとか理解できて 片言で参加もできるけど、ドイツ語(ホセとジェラルディンとジュリーがドイツ語でよく話す)で会話が進んでいる時、私は全く理解できない。
日本語を話す私が、学校で英語とスペイン語を勉強していることは かなりハードで、楽しいから苦にならないとはいえ、一日が終わるとくたくたになる。私が家での生活に望むことは、とにかくリラックスできることだ。
食卓や部屋にいる時も、常にスペイン語・英語・ドイツ語(ドイツ語だと理解らないけど、あ、これはドイツ語だ、私には理解できない、という判別を常にやらなくてはいけない)と日本語のスイッチを切り替え続ける必要がある。
ジェラルディンやジュリーが来る前は、家ではスペイン語だけがしゃべられて、私はスペイン語のモードで常にいればよかった。家族の話す超高速のスペイン語を頑張って聞くことも、スペイン語の上達に役立っていた。
今の生活は 私にはちょっとハードすぎるようだ。
学校でめいっぱい頑張っている分、家ではリラックスしたい。
家族の生活とも合わせて仲良くもするけど、自分のペースを維持するための、一人の時間も私には必要だ。
さあ、これをスペイン語に直してきちんと伝えなければならない。
家が近いこと、食事がとても美味しいこと、シャワーがわりと自由に使えること、これが今の家の良い点で、ファミリーを替わってもこの3点がそろっていればうれしいけれど、ぜいたくは言わない。
残りの留学生活を充実させるためには、少し迷っているけど、ホストファミリーを替わることは重要な気がする。
というようなことを考えながら、私は 実は今 部屋のベッドの上にいる。
昨日はとても疲れていて、迷ったあげく 英語の会話クラブ(自由参加)に行かずに帰ってきた。ただ疲れているだけだと思っていたが、帰ってからベッドに倒れこんでいると
ひどい吐き気が襲ってきた。
トイレでもどしてしまい、また水のような下痢も何回もした。
7時と9時と夜中の1時に吐いて、同時にゲリもして、とてもとても苦しかった。これはただの疲れではないようだった。何かにあたったらしい。
朝起きるとだいぶましになっていた。
マリアが「Junko、気分はどう?」と来てくれた時に、3回もどしたことを言うとマリアが
「どうして起こさなかったの、一人で夜中に苦しむなんて!」と心配してではあるけど けっこう強い調子で私に言って、私は「でも
できなかったの」と言ったが 後で涙が出てきた。トイレとベッドを往復するのが精一杯で、マリアを夜中に訪ねていって起こす余裕なんて無かったのだ。
マリアにはいつも迷惑をかけている。
ここへ来て これが3回目だ。(缶詰にあたってじんましんが出たのも含めると4回、でもあの時は学校だったからLeninとイサベル達にだけ迷惑をかけた)
日本では食べ物にあたって吐くことなんてめったにない。
私は胃腸はあまり強くないけど、日本では病気になっても そんなに誰かに迷惑をかけなければいけないことはなかった。自分で対処できた。
言葉があまり通じない、勝手がまだよく分かっていない この国で、(そして 衛生状態があまりよくないこの国で)病気になる大変さを身にしみて感じている。体がそう強くはない私が
この国でやっていくことの大変さ...。
でもきっと、もっと慣れれば違うだろう。
免疫もつくだろうし、これからはもっと 食べる物に気を使おう。
この国では食べ物が美味しいのでつい食べすぎてしまうが、それが原因で胃を痛めているということも確かなのだ。
そういうわけで今日は学校を休んで(宿題もしてたし すごく行きたかったのだけど)ゆっくり休養している。久しぶりにゆっくりと日記も書いて、自分の気持ちを整理している。これって私にとって必要なことのようだ。
こうやって一人の時間に自分の気持ちを確認して、ペースを維持し、自分のリズムを見失わずに 充実した日々が送れるんだ。
こういう時間がとれないとなると ちょっときつい。
<2002.3.6日記より>
|