PART 2

★顔合わせ会

いよいよコンサート当日です。

実は、この日が一番大切な日のはずなのに、私は昨晩からの疲れがまだ取れていません。「食べなきゃ」と思って、朝食のバイキングを流し込みます。

昨夜、皆で飲んでそのまま寝、朝になってからシャワーを浴びたのがいけなかったようです。シャワーは寝る前に浴びないと、疲れが残ってしまいます。

今日はコンサート当日ですから、BTもお休み。午前中はお土産探しに、国際通りへ出ます。しかしなかなか買うものが決まらず、結局、行ったり来たり行ったり来たりで、へとへとになりました。これまた、ちょっと失敗です。

通りのあちこちで、別動している同じファン連中と会います。「これからバスで行くんだ〜」という仲間、ホテルの前の道でいきなり出会ってしまう大阪のファン仲間。

ウロウロしたあとお昼は、MAXYの富士屋でタコライス。ここは、アクターズスクールの生徒御用達の店です。

泡盛売ってる店を探したんですが、そこでも思わず試飲してしまいました。

泡盛って、年数によって味が違うんですね。初めて知りました。

一旦宿に荷物を置いた後、同宿者全員でタクシーに分乗して、いざ!宜野湾コンベンションセンターへ!

広い国道を北に上がります。丘が続く町並みと、米軍施設のフェンス。これが沖縄なんだなー、という風景です。

「なんかコンサートですか?」

「ええ」

「誰の?」

「B.B.WAVESです」

「ああ〜。何時ごろ終わるんですか?」タクシーの運転手さんに聞かれます。

「えっと、7:30か8:00頃ですね。昨日、アンナさんが100分って言ってましたから……」

「じゃあ、そのころにタクシー要りますね」

「そうですね」

タクシーしか交通の便がないわけですから、こういう情報は必要なのです。

ブルーシールの大きな店も見えます。

そうこうしていると、宜野湾市に入り、国道からコンベンションセンターに向かいます。公園のような施設です。「前は、帰り、国道まで歩いたんですよ〜」とは、1月のSPEED凱旋公演参加組。

向かいの小ホールにも人が集まっています。ん?某新興宗教の集会です。(^^;)

タクシーを降りて、会場前へ。手前側に関係者入口があります。あ、当日券売り場があります。残してあったようですが、前売券より300円高い。前で券を買おうとしている中学生くらいの子達が並んでいます。

座席表が張り出されています。各自チケットと照らし合わせて席の確認。なるほど、私たちの席は、エプロンステージの角のまん前。めっちゃいい席です。

会場入口にオリジナルグッズの特設売り場のテントが立てられています。オリジナルグッズは、限定100枚のTシャツとキャップ、リングなど。あとはBTに並んでいるものです。あ、タテロゴTシャツ、こっちにあるやん……(^^;)。そっか、こっちに持ってきたから、昨日は在庫無かったんか……。

販売は4:00からということで、まだ売り場スタッフは袋詰めとかの作業をしています。「あ、どうも」昨日、BTのレジにいたお兄さんです。(^^;)

「3:50になったら並ばなアカンなー」「限定100枚って、ボクらの仲間だけでハケてしまうんとちゃうかー(^^;)」

さて、入口前の噴水広場に行くと、居てる居てる……ネットの仲間達です。

「来られた方、ハンドル書いてください」

続々とハンドルが書かれて行きます。大阪の会合でいつも見る顔もあれば、昨日BTで見かけた顔も居ます。ほとんでがそうです。昨日は顔がお互いに解らなかったけれど、今日改めて皆、同じHPに集う仲間だということが解りました。

お互いの挨拶を交わします。メール交換したことのある人も居ます。「ああ、あなたが○○さん!」

取り敢えず輪になって座り、なっちゃんさんの挨拶がありました。そして一人づつ自己紹介(ハンドルと一押しメンバー)。それでようやく全員の顔とハンドルが一致します。なるほどなー。予想通りの人もいれば、予想と全然違う人もいます。

不思議なもんです。でも、みんな名前は知ってるんですよねー。

総勢34人。……て、昨日のBTにいた人数とほぼ同じか。(^^;)

さてひととおり挨拶も終わり、記念撮影です。なにしろ大人数なので、階段に移動したりして、皆で写ろうと苦労します。

そのあと、グッズ売り場に皆並んで御目当てのグッズを購入しました。いきなりその場で身につける者もいます。私は限定Tシャツとキャップ。帽子はその場で今かぶっていたモノとチェンジします。

ラジカセからB.B.のビートが流れ、ダンス部のダンスレッスンが始まりました。東西のダンス部が合同で曲に合わせて踊るのも初めてでしょうか。詳しい振りのチェックも行われています。それを遠巻きにしている一般の小中学生のファンもいます。

そのうち、いよいよ開場になりました。入口前の手荷物チェックのテントに長い行列が出来ています。

「まあ、どうせ席は決まってるんやし、ゆっくり入ろう」ということで、まだ外にいました。行列を沖縄TVのカメラが撮影しています。

手書きの応援パネルを作っているものもいます。みんな気合が入ってきました。

メンバーのご家族でしょうか、若い両親とオジさんオバさんが噴水前で待ち合わせて、中に入って行く姿もあります。よそ行の格好です。なにしろ、娘(多分)の晴れ舞台ですから。

時間も時間になって、いよいよホールに入ります。カメラをバッグから出し、渡します。(そう言えば、この日は一枚もシャッターを切りませんでした)

中に入ると、子供たちで一杯です。大人の姿は、ほとんど顔見知りでした。席についた後、お互いの席を確認しに、それぞれが動き回ります。

ファンクラブで取った連中は一番前〜3列目までの両サイドに陣取っています。別々に申し込んでも、同じ処にかたまっています。私たちの真ん中付近も、全然別の時間に別々に申し込んだのに、4人も仲間が並んでしまいました。

座席の上には、DPISのパンフや沖縄セルラーのパンフが一式づつ置かれています。いち早くそれを鞄に丁寧にしまい込みます。

アリーナの座席は、普通の可動席で、「あ、コレ、BTに置いてあるイスと同じだ〜」。結構幅もゆったりととられています。

前の席の方に、仲間達が集まっています。エプロンステージ周りにある囲いを見て特殊効果を予想したり、天井を見たりしています。

「いい? アンコールは『B.B.!!』で行きます」「了解」

「アンコール終わりで、客席下手からウェーブを起こします。両サイドは大丈夫ですけど、真ん中付近が仲間が少ないので、この辺りの人はよろしくお願いします」

「よっしゃああ!」

ファン同士の打ち合わせが続きます。会場を見渡しても、大人で、しかもそんなことを言い合っているファンは私たちの仲間だけのようです。客席の前の方で、そうして「大柄で目立つ」連中は、まるでスタッフのようです。(だから、私はこの瞬間、とっても落ち着きましたけどね)

★コンサート本番

着席して、時計を見ます。周りの親子連れは、時間通りに始まらないので、イライラしていますが、私たちは音響や照明のスタッフの配置や気合を見て「あ、10分押しでスタートするねー」とか言っています。見回してみると、沖縄テレビのスタッフがスタンド席からこっちを撮っています。腕章を付けたスチルカメラマンと、ハンドのビデオカメラマンが何か打ち合わせしています。

音響さんが席に着きました。カメラもスタンバっています。良く見ると、ピンスポのスタッフも席に座りました。いよいよです。

幕開けは、意外とあっさりしていました。ステージ両脇のプロジェクターから、テイクオフライブ、そして武道館ライブの映像が流れました。もちろん岩井さんの声です。客電は明るいままです。

武道館コンサートでは、客電が落ちてプロジェクターの映像→特殊効果から、一気に「So Freedam」と突入しました。そういう演出を予想していたんですが……

すると……

ぞろぞろぞろ……と、舞台両袖、奥から百人を超すB.B.のメンバー全員がステージに「歩いて」整列して行きました。その圧倒的な人数!! ステージ全面、ヒナ段、両脇のウイング、そして会場真ん中のエプロンステージ。私たちの目の前、わずかに3m程のところにも……一列だけでなく、分厚い何重もの列を成して並んで行きます。

現フロントはもちろん、旧フロント(卒業組)、Baby、Boys、そして全国オーディション組までも……

ファンたちは言葉もなく、立ちすくみます。どこを見ていいのか? 前、右、左……見渡す視界の全てが、B.B.のメンバーによって埋め尽くされます。

そして……彼らが発声しました。

「La,La,La……Today and Forever!」

なんと、全員のアカペラです!

そして、足踏み、振動。強烈な意志が、力強く、会場全体の空気を震わせます。

大地から沸き上がるようなエネルギーが彼らの身体全体を通して発せられ、ステージから溢れ出し、私たちオーディエンスを包み込んで行きます……。

言霊(ことだま)が「気」となって噴出し、音圧となって私たちの魂を震わせます。

意表を突かれた私は、もう呆然と立ち尽くすのみ……。

……正直なところ、これでもう私は「レベルメーター」を振り切っていました。この先の記述は、後から曲順リストを元に細かく分析したものであって、当のその瞬間のことは、ほとんど頭から吹っ飛びました。ともかく驚かされて、感動していて、「心のメーター」を振り切ってしまいまして、あんまり憶えていないのです。

気がついたら、もう終曲になっていた……

でも、それじゃあ何なんで、今一度、記憶を辿ってみたいと思います。

※一応、他の方の感想や曲順リストに従っていますが、ひょっとしたら全然記憶違いがあるかも知れません。(^^;)

《 OPENING 》

1)● Today & Forever    (B.B.ALLアカペラ)

全員のアカペラでの強烈な幕開けと、強いボーカル。その繰り返されるメインタイトルは、気がつけばオーディエンスは皆、口づさんでいました。

良く見ると、BTで昨日一緒にお話した「あのメンバーたち」が今、舞台の上から語り掛けてくれているのです……

こちらが手を振れば、応えてくれる距離で。

例えば、寿子さん。インストラクターとしてダンスチーム全体を率いている位置にありながら、ステージでも最前線におられます。昨日、私がレッスンを受けたその人です。私たちの席のちょうど目の前。これには感動してしまいました。……それとともに「やっぱり現場(ステージ)が好きなんだなー」と思いました。叩き上げの軍曹とかって、部下を引き連れつつ戦場でも最前線で切り込んでいくでしょう、Leaderとして。アレと同です。……その姿は眩しく見え、「ベルサイユのばら」に出てくるオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ近衛隊長のようでした。

《 Boy’s Corner 》

2)● We'll get the wonderful one   (Boy’s)

Boysだ。カッコいいです〜。

3)● 夏のかけら              (Jr.Boy’s)

次に出てきたのが、何と、Boysの若手……Jr.Boys。顔も見たこともない未知数な顔ぶれであるにも関わらず、そのステージの見事さには感心させられます。

「そ、そー来たかー!」(^^;)

《 Baby Corner 》

4)● Carnival           (NEW Baby Waves)

おおお、New Baby。先週、関西でのBoomBoomで、ようやく見始めた連中です。

幼い顔……なんと、昨日BTにいた、あのちっちゃい子たちです! それが、この大きなステージで堂々と歌っています! すごい! 驚きです。

圧倒されます。どこにそんなパワーが秘められているんでしょう。

*MC……

麻衣子さんと和華子さんです。

何といっても「……皆さんの顔が見たいので、ちょっと客電つけてもらえますかー」。

客電が上がると、ファンは手を振ります。すると、二人ともそれに応えて舞台上から、「あー」と言って手を振り返してくれる……。ファンとメンバーが一体になる瞬間です。そして、

「……もうスタンディングで、OKですから……」

これで、係員に制止されていたファンたちはまた立ち上がります。

※翌日、アンナさんに聞くところによると、オープニングで立ち上がったファンに対して、会場警備側が座るように要請。せっかく立ち上がったファンが、また座って行くのを見て、アンナさんは急遽二人のMCにこのことを伝えるように言ったそうです。

《 Dance Team Corner 》

5)● Real man           (Dance Team)

いや〜、もう「セクシー」なんていうのを通り超して「エロティック」!!

なんだか、「こ、ここまでしていいのかあ〜?(^^;)」っていうくらいの野性的なダンスです。文章に表現するのも、かなりヤバいくらい。(^^;)

「これって、私らオッサンファンはエエけど、子供たちには刺激が強すぎるんじゃあ……」という感じで、思わず周りの家族連れの反応を気にしてしまいました……。

こういうステージを見せて行くっていうのも「良い意味で予想を裏切る」ことなんでしょうねえ。確かに、普通に予想される「B.B.WAVESのステージ」っていうのとは違って、遥かに高いレベルのステージですから。

確かに、これには驚ろかされました。

激しい動きのクライマックスでペットボトルの先から飛び出た液体を、暗転時に拭いている黒子スタッフの姿がなんとも……。

6)● 8TH WONDER        (Jr.Dance Team)

やるなー、Cool!! Jr.Dance Team。でも、その前の強烈なイメージが残ってまして。

7)● Slug & Soul        (与那覇恵人)

ダンスしながらちゃんと歌えるのは女性では恵人だけと言われてますが、さすがです。

年齢が15才とかって……信じ難いです。激しいダンスと声量に圧倒されますねー。

8)● 3 World Remix #1   (健・波生)

いいぞー、波生!!

ああいう風に出てきて、ああいう演出っていうのは笑ってしまいました。しかも、ぴったりと息が合っていて、実に「ウマい!」。ショウとして、エンターテナーとして「見せる」ステージですねー。小道具使うのうまいんだから!

9)● 3 World Remix #2   (Girls only)

10)● 3 World Remix #3  (由季乃・愛)

このあたり、実にカッコいいです。はっきり言って、圧倒されっぱなし。コーナー角に追い詰められた相手ボクサーに、まだ攻撃の手を緩めないパンチドランカーのように、オーディエンスに襲いかかります。

曲最後に由季乃さんと愛さんが「みんなー! 元気〜!」

はっきり言って、アンタらにやられてるんだよー(^^;)。

11)● Non−Stop     (Dance Team オリジナル)

カッコいい!! カッコよすぎ〜。

この中で、昨日BTで練習した「Yeah,Yeah,Yeah!!」の振付けがあったんですが、完全に興奮していて、もう何が何だか判らない状況でしたね……。(^^;)

いやー、乗せ方もうまいし、もう何も言うことないです。

寿子さん、あなたのDance Teamは、もう無敵です!

《 Song Team Corner 》

12)● By My Side   (Jr.Song Team オリジナル)

新曲です。寸前のダンスチームの新曲にノックアウトされたあとで、またいきなりソングチームの猛攻です。これがまた、凄い。特に若い子たちのソングパワーが光ってますね。

13)● Wherever you are   (和華子・麻衣子)

ねーちん&まいちんです。これでしっとりと聞かせてくれまして、ようやく席に腰が下ろせました。はあ、はあ、はあ。(^^;) やっぱり、オーディエンスも体力つけないとなー。

14)● Soul Medley   (Song Select Member)

おお、懐かしい歌だ……、これなら判るぞ(^^;)って。中には「コレってソウル?」っていう選曲もあるんですが、まあそれはよしとして。

ソングチーム3人で可愛い衣装で舞台ぎりぎりに座って歌ったとき、こっちサイドにも来て欲しかったな〜。それと、何といっても「清香のスリットおー」とコワレているファンが……(^^;)。正直、これにもびっくりしました。清香って、この数カ月でどんどんと大人に成って行きますね〜。コワいくらいに。高いハードルを設定するインストラクターに対して、これを次々とクリアして自分を高めてゆく……凄いです。

この部分はなかなか見所が多かったです。

15)● Joy                (高良麻衣子)

まいちんが、じっくりと聴かせます。

実は、音響がいまいち良くないのか、私の席では歌詞の内容が聞き取りにくかったんです。でも、ソングチームの凄い処は、それでも人を感動させる力があることなんですね。……歌詞、判んないんですよ、現場では。でも涙が溢れてる……。

16)● I will come to you (Song Team)

ソングチームの実力が最大に発揮される、おなじみの歌。

これがナマで聴けるのは、実に素晴らしいことでした。ああ〜、今、思い出してい

ても涙ぐんでしまう……。

これが聴けただけでも、沖縄に来た時間と金額はモトが取れてます。

《 Debut Corner 》

17)● Remembering Yesterday       (美幸・愛紗)

暗転。ビデオが流れた後の登場ですが、コレがやられました。

ほぼ会場全員がプロジェクターを見ている中、二人がエプロンステージ真ん中に板付きで登場したのです。(どうやら真ん中にセリがあるらしい。ここで初めて使われました)

私は反対側のスクリーンを見ようとした瞬間に、僅か3m先のエプロンステージに人影があるのを発見、いち早く気づいたんですが、ド肝を抜かれました。

強烈な照明が逆光となって、二人の姿を浮び上がらせます。

「おおっ!」と思っていたら、激しいBeatとともに二人が全力を解放します。

流石に……圧倒されます。「こ、これがデビュー組の実力なのか……」

スゴすぎます。

18)● COSMIC LOVE        (優美・なつき)

次はどう来るのか? と構えていたら、二人は舞台奥からの登場です。

「みんなー! 待たせたなー!!」

すでに『変身した』優美が、階段を降りながらオーディエンスを煽ります。

カッコいい……。

ステージを縦横無尽に走りながら、客席にパワーをぶつけます。

エプロンステージに飛び出してきた二人は、私たちから触れられるほどの至近距離で転げ回って熱唱します。「ぎゃあー (^O^) 」コワレてます。>私

19)● 季節がいく時             (優香・優・由佳)

三人が、エプロンステージと両サイドのステージに分かれて登場。これまた暗転から板付きです。激しいSPEEDのナンバーを歌います。SPEEDのこの歌ってこんなにカッコよかったっけ? こんな目の前で歌ってる……なんか信じられないです。

*MC……

デビュー組が並んでのMCです。

優が、デビュー組のことなどを話します。

「今までは、デビューしたら、あっちはあっち、こっちはこっちで頑張るっていう感じだったんですけど、そういうのすごく寂しいと思ってたんです。でも私たちはこれからもずっとどこに居てもB.B.でいようねって決めたんです……(;_;)」

「……沖縄アクターズスクールに入ってて良かった……こうして大きなステージに立てるのも、ファンのみんな、スタッフの人とか、B.B.やBabyのみんなに見守られているからなんだと思いました……(;_;)」

……もう私たちも号泣状態です。会場からも、「がんばれー」という温かい声援が飛びます。

20)● Love Breace (美幸・愛紗・優美・なつき・優香・優・由佳)

着替えてきたメンバーを向かえて、デビュー組全員での歌です。

涙声のメンバーと、手拍子するオーディエンス。会場とステージの心が一体になっています。

《 ENDING 》

21)● UNITED             (B.B.ALL)

え? もう終曲? 全員が登場です。おなじみのナンバーです。いやー、あっと言う間だったなー。

もう私たち目は涙でグショグショ、手は手拍子、そして身体全体でいつのまにかジャンプしながら手を振っています。

多くのメンバーがエプロンまでやってきます。会場のあちこちに手を振ります。私たちもそれに応えて、思いっきり手を振ります。ちょうど私たちの数列前に、メンバーどなたかのご家族がおられるようで、みんなしきりにそこに手を振って行きます。

「……私たちは、これからもずっと歌い続けます!」で、バーンと銀テープが弾けました!

天井から、この瞬間を祝福するかのように、会場全体に銀テープが舞います。オーディエンスは、みんな両手でこのテープを受け止めます。自分達の周りのテープを巻いたり、集めたり……もう、興奮状態で、何がなんだか判りません。

数メートル前のエプロンステージで、舞い降りてきたテープを巻きながら寿子さんが客席に渡しているのが見えます。手を伸ばして……それがオーディエンスに届いています。受け取ったお客さんも笑い掛け、寿子さんも笑っています。

みんな笑いながら泣いています、手を振っています、一緒に歌っています。

そして全員、ステージからハケて行きました。

……間を置かずして、アンコールが沸き上がります。もう事前の打ち合わせのことなんて、皆頭から吹っ飛んでいます。会場の全員が声を枯らしてアンコールを続けます。

《 Enchore 》

*MC……

「……コンサートの前に皆で、B.B.WAVESって何だろうっていう話になって、こうステージでスポットライトを浴びて歌っている人だけがB.B.じゃない。人が喜ぶために何かをする……そして自分の好きな夢に向かって情熱をかけて闘ってゆける気持ちを持っている人……それがみんなB.B.WAVESなんだ……」

「これから海外で活躍する人もいるかも知れない。沖縄に残る人、ステージの上だけじゃなくてスタッフにまわりたいという子もいるかも知れない……でも、私たちはエンターテイメントの世界でそれぞれの道を歩んでも、私たちの中に、私たちの原点『アクターズスクールの血』は流れ続けるから、私たちはずっとB.B.WAVESなんだ。だから、どこにいても皆のために、ずっとずっと歌い続けたい……ずっとずっと色々何かをしてゆき続けたい。……このコンサートをきっかけに。だから……Today & Forever」

22)●Today & Forever    (ギターVer. B.B.ALL)

……(T_T)

もう、今こうして思い出して書き綴りながらでも涙が溢れます。

今、私の手の中には、昨日の「Be.B.B.」の終了証が「B TO THE B」のパスともに握られています。

そうです。私は「B.B.」です。間違いなく。そして、これから先、私は私の世界で、私の表現できる世界で、闘い続けることでしょう。自分自身の選んだ道で、これからもずっと……。これを自己確認した瞬間でした。

これが、私にとっての「Today & Forever」です。

 「Today & Forever」が終わった後、もう一度アンコールが沸き上がりました。ダブルアンコールです。……が、しかし無情にも終了のアナウンスが流れ、アンコールは果たせませんでした。家族連れなどがぞろぞろと席を立ちます。

※翌日のアンナさんの話によると、この時、聞こえてきたアンコールに、急遽全員に「もう一曲あるかも知れない!」と伝え、裏でスタンバイしかけていたそうです。でもアナウンスが流れてしまいました。「この次は、アナウンスが流れてもアンコールがあればやりますから、負けないでください」とのこと。

席を立とうとして、そこら中にある銀テープを集めていたりすると、前の席の方で仲間達が急に三本締めを始めました。慌てて、こちらも参加します。


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