他の民族同様、日本にも死者をとむらう伝統がある。
鎮魂のための魔法系統を総称して鬼道[キドウ]とよぶことにしよう。キという字はオニという字と同じだ。しかし、キの意味するところはオニとは異なる。オニは山の中や地獄にすむ恐ろしい巨人だが、キは死者の魂のことだ。鬼道には死者の魂をなぐさめたり呼び出したりする儀式がある。古代にはヤオヨロズ・シャーマンと公と鬼道にはなんの違いもなかった。古代の日本のシャーマンは特定のカミに仕え、カミを召喚しあるいはマウントし、そして死者の魂も呼び出した。あまつさえ、彼らは生き霊まで召喚できたのだ! しかし研究者たちにはそれは本当でないと考える者もいる。彼らはそのような超絶シャーマンが第六世界にいないことを理由に、ヤオヨロズ・シャーマン、宮仕、鬼道シャーマンの混合した魔法グループがあったのだろうと主張している。
古代のシャーマニック・クイーン、卑弥呼がもっとも有名で強力な鬼道シャーマンだろう。彼女は初代ミカドであるカムヤマトイワレヒコによって日本が統一される前の古代国家、邪馬台国の女王だった。
今日(21世紀)、いくつかの鬼道シャーマンの系統が残っている。
有名なものは、女性のみが加入できる特殊な魔法集団イタコだ。イタコ・シャーマンは誰かの死んだ身内を呼び出し、その身におろすことができる。死者は彼女を通じて生者と数分の間話をすることができる。彼女たちは死者と生者の仲介者なのだ。もっとも有名なのは本州北端、恐山のイタコだ。恐山は死者にとって特別な場所なのだ。
イタコは希望する誰の先祖霊でも召喚できる。彼女はまた彼女自身の守護霊をマウントすることでその技能(能力値は自前)を用いることができる。イタコは女性でなければならない。そして最初はマウントされる守護霊一体をもっている。その技能は優先度Cで、これを能動、知識、言語、そして特殊技能にわりふっておく(最大6)。社交技能は取れない。(守護霊はある時代、ある場所で生きた過去の人物であることに注意) マウントされている間、彼女はエッセンスをアストラル投射同様に失っていく。そして自分自身の技能は魔法技能を除いて使用できない。
イタコは他の自然精霊や元素精霊はウォッチャーをのぞいて召喚できない。イニシエイトしたイタコがさらに上の段階に進む、イタコはさらに一体の守護霊を得る。(最初にグレード0になった時にはもらえないことに注意。また、召喚できるのはマウントしているのを含めて一度に一体のみ)
イタコは自分の守護霊を普通の精霊として召喚することができる。しかしもし守護霊が消滅させられたり、Dダメージを被った場合は2度と戻ってこない)