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■ブルール式デモンタブル?

筆者の手持ちのバイクを作ったのがここ。よって事前にこのフレームを見てました。あと半年早く試作されていれば筆者も制作依頼したかも、は置いといて・・・

デモンタブル、またはデモンターブル、フランス語で「分解する自転車」と言う意味です。分割する自転車というとアレックス・モールトンが有名ですが、デモンタブル式の自転車も歴史が古く、ルネ・エルス氏やダニエル・ブルール氏が考案した方式が一般的でしょうか。

自動車をデポしてツーリングを行う際、自転車をトランクに積み込み易くするためにルネ・エルスはトップチューブとダウンチューブに分割加工を施したとかで、この話の真偽はさて置きなかなか興味深いエピソードです。

つまりデモンタブルは輪行を意識したものではなく車積を前提に考案されたということです。日本でよくルーフキャリアに自転車を固定して運搬する風景を見ますが、この方法だとドライバーは外の自転車に気を取られ車の走行そのものにストレスを感じると言います。海外だと200km以上の距離を車で進んだりしますから、自転車を気にして運転するのはかなりの負担でしょうしトランクへの車積を簡略化したこの方式が生まれたと推測されます。こんなところで海外と日本の交通事情におけるお国柄が垣間見えますね


■特殊なフレームエンド部

日本では東京神田のアルプススポーツが考案した輪行方式、前輪部・フレーム・後輪部と三つのパートに分解する「アルプス式」が有名です。ほぼ車輪径と同等の大きさになるこの方式は個人的に日本の輪行事情を熟慮した秀逸な方法だと思いますが、反面分解には多少なりの専門知識を要するので万人向けとは言い難いところがあります(参考までにアルプス式輪行方式はこちら)。

今回、アマンダさんより出展された24インチデモンタブルは、ダニエル・ブルール氏考案の(ラトリー社が採用していた)分割フレームの構造によく似ています。しかしブルール式との決定的な違いは重量でしょう。デモンタブルはどうしてもジョイント部の加工が複雑になり軽量化し難いのですが、アマンダ式は軽量化を上手く同居させています。8.7kgというのは実際驚異的な数字。


■後から

メインチューブとダウンチューブはクロモリ素材でそのシートチューブ側の端部にはアルミ素材のエンド部(こう表現したい形状です)が組み込まれていてクイックレリースで固定する仕組み。

パッと見、強度面でどうかという疑問が出るかもしれませんが、これってホイールの固定方式と同じなのですよね。つまりこの方式で強度面に問題があるとなるとホイールの固定方式そのものを否定することになるので特に問題は無いと思われます。あとは実際に乗って使ってみないとよく解らないというのが本音で、個人的には組み立て時の操作が難しそうな印象を受けました。

あ、それとこのマシンに付いているタイヤですがデュガスト・ジャパンの特注品だそうでクリンチャー版があれば筆者もぜひ欲しいところです。でも千葉さんから貰ったレジメの値段にこのタイヤの料金は入ってませんよね


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