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ハンドメイドバイシクルショー2002
LEVEL Safety Cycle 松田自転車工場
MATSUDA CYCLE FACTORY / LEVEL
OTHER BIKE vikkino pota LEVEL Safety MAKINO MCR10
FUTABA Compact Mini AMANDA Adam and Eva Mk.2





■はじめに
超低床フレームと灯火装置が特徴的な「年配者向け自転車 セイフティ・サイクル」。出展したのはいつもハッキリしたコンセプトを打ち出す LEVELこと松田自転車工業さん。

フランスの実用車(※ミキストでは無く本当の実用車)のように足を極端に持ち上げずとも乗降できて足つきの良いフレームや電装系に松田さんらしい「凶悪さ」が見て取れる。




■立パイプのネオン管

前照灯に後尾灯、加えて立ちパイプのネオン管とくればさぞかし電池を喰らうかと思いきや、全てダイナモにて賄うという自家発電に徹した作り。

第一印象は「年配者向けなんだからアシスト機能付けてそのバッテリーで照灯すりゃいいじゃん」だったが、よくよく考えたら現行法では原動機用バッテリーでの照灯が認められていない事に後で気が付いた。

自転車の中で唯一「電源」を搭載するアシスト自転車、その原動機用バッテリーは「アシスト」のみの利用しか認められていない。「電装系の装備を付けたけりゃダイナモ式ライト(か電池式ライト)を搭載しなはれ」と言い放ち将来の可能性をさっさと潰す辺りがサスガのお役所仕事で、今後バッテリーの性能が上がったとしても変速機(※AUTO Dとか)には使えないし灯火装置への利用も出来ない。





■統括
そんなアシスト自転車への不満はさておいて、昔とあるメーカーが子供向けに「夜でもお子さんが目立って事故に遭いにくくなりまっせ」と詐欺紛いの販促をしていた電子フラッシャー※1という商品もあったのだが、稼働時間は短いわ(※当時はマンガン電池が主流)重たいわで結局普及する事はなかった。

以降、灯火装置に関する目立った提案※2もなく、日本人の灯火装置への意識の低さ(※自転車メーカーのレベルが低いとも言う)が露呈された訳だが、今回の「セイフティ・サイクル」は


「危機回避能力が低い自転車と乗り手なら目立つだけ目立って相手に除けて貰いましょ」


と、ハッキりコンセプトを打ち出した初めてのバイクのような気がする。もっとも一般受けするとは思えないこの路線が何処へ行くのか、暫し静観と言うとで今回は締めましょ。


(2002年04月24日記)

※1: 安っぽい電子音を鳴らしながら角張った筐体一杯に左右へ光が走るアレです。
※2: 実際に電子フラッシャー以降、灯火装置に関する特許出願件数が減っている。シマノと前田工業(※サンツアー)、吉貝とかの競り合いが笑える・・・もとい、垣間見える特許庁ホームページはコチラ。
http://www.jpo.go.jp/indexj.htm




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