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「暑いは混んでるは」というグータラな理由から夏の間『峠』と『海』というツーリングルートを避けてきた筆者。だが8月も過ぎ、ようやく秋の気配が感じられ始めた矢先「峠に行こう!」と思い立つ。更に手に入れたばかりのFridayの登坂と下りの感触も確かめたかったので、そこそこ標高がある奥多摩の『風張峠』(標高1,146m)を目指すことにする。
自宅からJR東京駅まで自走し、AM06:28の中央線(青梅線直通の青梅行き)で青梅まで輪行する。青梅駅の改札を出るとひんやりと冷たい空気が肌に感じられ、路面をよく見ると結構濡れている。どうも奥多摩一帯で昨夜雨が降ったようだ。まずは武蔵五日市駅まで向かう。
宮ノ平駅から吉野街道へと進み日出町の標識がある『梅ヶ谷峠』へ。鬱蒼としたこの道のりは空気がひんやりしていて気持ち良い、なんて思っているとあっという間に峠へ到着。物足りなさを感じながらも下りを迎える。坂下交差点を右折して暫く直進すれば武蔵五日市駅だ。
時刻はAM09:00、今日は自宅での朝食を抜いてきたのでサイクリスト御用達の喫茶『やまねこ亭』さんで朝食を。頼んだのはホットサンドと紅茶のセット、峠を下ってきたので暖かい紅茶と食べ物はありがたい。開店時間とほぼ同時に来たのでお客さんは筆者一人だ。筆者のFridayを見たご主人が「サイスポの編集長がFridayにハマってるんですよ」と語り掛けたのを皮切りに軽いバイク談義となる。ご主人は終始笑顔で迎えてくれた。
『やまねこ亭』さん情報はこちら
『やまねこ亭』のご主人から武蔵五日市一帯でも昨夜雨が降ったとの情報を頂いたので、少しペースを落として本宿と上乗川へ向かう。緑の濃い場所ではお昼近くになっても路面が乾いていないことが多く、下りとかでスリップが起きやすい。「風張峠へは昼過ぎ位に着けばいい」、そんな感じでゆっくり走っているとロードレーサーはもとよりMTBにもチギられていく(笑)。
本宿を通りすぎ緩やかな上りが続くとやがて『上乗川交差点』へ。この時点で高度約420m、これから右折して標高1,146mの風張峠へのヒルクライムの開始だ。この交差点を左折すると甲武トンネルへのヒルクライムを経て上野原・相模湖方面へ行ける。
サイクルコンピュータを走行距離表示から高度表示に切り替え、フロントをインナーにチェンジして軽めのギアでゆっくり登っていく。今回のツーリングで最も役に立ったのが高度表示が可能なサイ・コン。今までのヒルクライムでは自分のペースが掴み難かったのだが高度をペースメーカーにすることで楽に走ることができた。
ひたすら登って上乗川から風張峠への中間地点である数馬に到着。数馬には公営温泉や民宿などが立ち並んでいて一泊するのも一興。気温も上がってきて大分汗をかいていたので『温泉に入りたいなぁ・・』なんて考えながら数馬を後にする。
さらに登り続けて『多摩川周遊道路料金所跡』に到着。その脇には『夢の瀧』と呼ばれる小さい滝が。撮影だけさっさと済ませまた登り続ける。浅間尾根を越えてもうひとふんばりすれば目的地の『風張峠駐車場』に到着する。いつもそうだが峠に着いたあと来た道のりを振返った時の充実感は何物にも代え難い。
ここでサイ・コンの高度を見ると1,142m、誤差は-4m。高度の算出には気圧が使われてるそうで天候により状況が違うのだろうがこの性能は立派だ。アマンダの方もレバー交換に併せてサイ・コンをこれに変更したい。
風張峠駐車場での小休憩後には奥多摩湖までの楽しい下りが待っている(嬉)。ホイールとブレーキを入念にチェックし、さあ下りの始まりだ。『月夜見第2駐車場』まで下った後、速度は40,50Kmと上がり続け、メーターを見続ける余裕などない。下りきった後にサイ・コンを見ると最高速度はなんと75Kmだった(汗)。
さて登坂は調子が良かったFriday、だが下りはどうも良くなかった。ブラインドコーナーの度に減速を行うのだが、フロントとリアブレーキで引きしろが違うのだ。希望する速度に確実に減速するには練習と慣れが要りそうだ。もしくはリアブレーキのケーブルの引き回しを考え直さなければ。
このままJR奥多摩駅まで走り、本日のツーリングは終了。今回『もえぎの湯』が混んでいて1時間待ちとのことだったので諦めて家に帰ることに(泣)。距離は約73Kmとかなり少なめ、次に来る時は甲府方面へ行こうかな?。