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2000年 9月 29,30日 新潟・佐渡

佐渡を行く

−大佐渡スカイラインへ行く 番外編−


姫崎での夕焼け

9月29日の金曜日は世間で俗に言う平日である。にも関わらず、筆者は佐渡へ向かうため東京駅の上越新幹線ホームにいた。佐渡行きはJRの「はやトク切符※」が発表されて以来ずっと考えていたことだが、この切符の販売終了間際に休暇が取れたため、急遽佐渡へと向かうことになる。
※「はやトク切符」は上越新幹線と東北新幹線の始発・次発を利用すると運賃がほぼ半額になるというもの。普通なら新潟まで往復19,520円かかるがこれを使えば10,800円で済む。だが残念なことに「はやトク切符」は平成12年9月30日をもって販売を完了してしまう。変わりに「旅トク7」が発売されたが、こちらは七日前までに切符を購入しなければいけないため使用条件が厳しい。
汽車内でビールを飲みながら地図で「大佐渡スカイライン」への道を確認していると、佐渡へ行くきっかけとなった出来事を思い出す。

佐渡ではよくトライアスロンの大会が行われるが、それに参加した知り合いが大会翌日に車で大佐渡スカイラインへ行ったという。そんな彼が東京へ戻ってきた時、大佐渡スカイラインの印象を「Z坂なんか比較にならないよ!」と興奮気味に話していたのをよく覚えている。

佐渡のZ坂というのは真横から見るとZを描いているように見えるために付けられた名前の坂だが、佐渡大会のバイクパートで一番の難所と言われている場所である。写真を見る限りはZ坂も結構な急坂で、「これが比較にならない?、んなトコあんのか?」と話半分に受け取っていたが、何か惹かれるモノがあったのも事実である。

新潟へ向かう車内にいる今もそれは信じられないが、・・・まあ、行けば分かるだろう。

朝のラッシュで賑わう新潟駅で場違いな輪行袋を担いだ筆者ともう一人・・・ん、もう一人?。まさか平日に筆者以外の輪行袋を持った人間がいるなんて思わなかったが、改札を出て挨拶を交わしてから駅前で一緒にバイクを組み上げていく。

横浜にあるビルダー、フタバのランドナーを操るこの方も筆者と同じく佐渡に行くそうであるが、先にフェリー乗り場に行くと言って別れたきり会うことはなかった。まあ、一緒に行ったところで大佐渡スカイラインを一緒に登ることはないだろうけど。

このまま佐渡汽船のある新潟港まで向かうのだが、せっかく組んだバイクを再び輪行袋へ入れて09:30発のフェリーに乗り込んだ。バイクをそのままフェリーに乗せると1,300円、輪行袋なら手回り料金として500円が取られるが、この差額に筆者は迷わず後者を選ぶ。

暫くするとドラの音と共に「佐渡おけさ」が流れてきて出航のようである。フェリーはゆっくりと新潟港を離れ、船首を180度旋回してから佐渡へと向け航路を進んでいく。客室から甲板に移ると青空と潮風が心地よく、ビールの酔いも手伝ってか早くも気分がいい。

■佐渡汽船 カーフェリー「おけさ丸」
http://www.on.rim.or.jp/~sado-scs/

新潟から佐渡へ行くために使用したカーフェリー。
船内は広く設備も綺麗。売店・食堂も有り
(所要時間は2時間20分) 
 
2等料金   2,080円
手回品持込(輪行袋) +500円
自転車持込(まんま) +1,300円
でもジェットフォイルだと手回り品料金がかからんのは何故だ?


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