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<その一>
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日曜日の昼下がり
まどろみの中で
ほんわりと
君の微笑みは
砂糖菓子だね
*
水平線の
向こうから
やさしい音色の
思い出が
ゆうらりゆらりと
漂ってくる
*
たとえ世界が
終わりを
告げても
私はあなたを
愛してる
*
どこまで
ゆくのかと
たずねられても
答えられない
わたしがいる
*
柔らかな
風のメッセージに
春の香りを
加えて
伝えよう
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<その二>
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疲れ果て
壊れた心を
癒すのは
暖かい光と
貴方の声
*
打ち捨てられ
崩壊した都市の
子どもたち
静かな歌声が
流れているよ
*
核の脅威が
存在し続けている
ぼくらの未来だけど
子どもたちには
夢を
*
墜ちていく
飛行船の窓から
見たものは
果てしない
海原だった
*
狂うほど
狂わざるなり
恋狂い
恋に恋して
人を愛さず
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<その三>
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黄砂が
静かに
積もりゆく
あなたの
いなくなった
部屋の中
祖父の死も
幼い
従兄弟達には
再会の
よろこび
*
旅の途中で
逝った友の
元気だという
絵葉書が届いた
昼下がり
*
「彼ら」は
死なない
死ぬのは
兵士と
市民だ
*
手作りの
真空管ラヂオの
灯りが誘う
雑音まみれの
異国の言葉
*
黙ったままで
冷めきった
コーヒーを
いつまで
眺めてるの?
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