<コスメおたくだった頃>
某デパートに勤めていた頃、私は化粧品を数年担当していました。
ちょうどお肌の曲がり角と言われる年代にさしかかっていたいたこともあり、
自然にいわゆるプチ・コスメおたくになっていました。
乾燥肌だったので目元のシワを気にしたり、しみそばかすができやすい肌だったのでホワイトニング
系の化粧品には目がありませんでした。
自分が扱っている商品だけでなく、雑誌で「これは効く!」みたいな記事が載ると
結構試していました。(当然すごくお金がかかりました・・・。)
新しい化粧品を試すと、はじめのころは「わあ、やっぱり違う〜。」とよく効いてる感触が
あるのですがしばらく使うとさほど感じられなくなることがよくありました。
<手作り化粧品との出会い>
アロマの勉強をすることになると、「自分で化粧品を作ることができる」ということを知識で
知ることになりました。
が、私が本格的に「既成の化粧品よりも自分で作った化粧品の方が肌に良い。」と
確信するようになったのは、手作り石けんを使うようになってから
です。
手作り石けんを使うようになって、いかにそれまでの自分が「自分で自分の皮脂を奪う」行為を
していたかを実感することになりました。(おそらく市販の洗顔料、ボディシャンプー、
ヘアシャンプーに入っている合成の界面活性剤のせいかと思いますが。)
手作り石鹸の使用で皮脂の奪いすぎをやめると、それほど保湿の必要が
なくなったのです。
非常にシンプルな材料(精製水がメイン)の化粧水をたっぷり使用するだけで、肌の質感が
変わってきました。
一言で言うと、肌に生気が戻ってきました。
話題の高い化粧品を使っていた頃(しかも化粧水、化粧水前のプレウォ−ター、
目元用美容液、ホワイトニング美容液、乳液などというこってりたっぷりコース)
は「砂漠のような」チカラのない肌だったと思います。
今では100ml100円もしない材料で作った化粧水とクリームのみ(夏季は
クリームもいらず)のお手入れです。
時に肌断食といって、夜何もつけずに夜寝ることもあります。(これはさらにお肌の機能を
回復させるのです。)
本来は自分で必要な皮脂や水分を分泌する
ことができるのです。
<どんな風に違うのか?>
スキンケア化粧品をほとんど手作りに変えてから、自分の肌をさわるのが楽しく
なってきました。
洗顔のときや化粧水をつけた後など、他の人からみたらどうであれ、自分の中で肌感触に対する
満足度が高いのです。
- 中身がすべてわかっていて安心
- コストがかからない
- ゆえに量をたっぷり使える
- 自分の肌質(季節の移り変わりによって違う)にぴたっと合わせられる
以上がおおまかな既成の化粧品との違いです。
私は個人的には使用感が全く違って感じられます。
化粧水などはとにかくずぶずぶ肌に
入っていくんです。
いつも量をこれだけと決めているわけではなくて、肌が欲するだけ
パッティングしています。(なので量を結構使います。)
そしてこれは副産物的効果なのですが、防腐剤が入っていない関係で冷蔵庫に保存している
ので、お風呂上りに開いた毛穴が
冷えた化粧水をパッティングすることで引き締まりキメが整います。
クリーム(乳液)もピタッと肌に吸いつくように感じられます。
なので一言でいって「自分で作ったものを使用することは大変心地よい」
のです。
<コマーシャリズムに踊らされていた?>
あまりに当たり前のこととして特に深く考えもしなかったのですが、
お肌に関して世の中に擦り込まれた思い込みがあったように思います。
- 年とともに肌の機能は衰える
- それを外から補わなければいけない
- 今から補わないと年取ってから大変なことになる
- 化粧品は値段が高ければ高いほどいい
ところが周りをふと見渡してみると、あまりお肌の手入れをしていないと言う人
ほど肌がイキイキとしていて、
コスメおたくな人ほど肌に生気がないということがありませんか?
これはいったいどういうことなのでしょうか?
<肌が衰えるひとつの重要な原因>
前に野菜(厳密には有機農法ではないのですが、
最低限の農薬を使用している)の宅配をしてもらっていたことがあります。
この野菜の特徴は水や肥料をあまり与えないで育てる、ということでした。
食べてみて驚きました。
どの野菜もなにも調理しなくともジューシーで甘くもっちりしている
のです。
「これが野菜だとしたら、今まで食べいたのはゴムか?」とうなるほどの違いでした。
なんでも水や肥料をあまり与えないで育てると、
よりたくさんの栄養分を自ら得ようと根を大きく
はりめぐらし、結果生命力あふれる野菜となるということでした。
私はこれは自分のお肌も同じではないかと思いました。
与えすぎると甘やかされて本来持っている回復の機能が衰えてしまうのではないかと思います。
これはお肌のことだけでなく、例えばお薬もそうですね。
本来ならば「自分の体の中に治癒の機能も持っている」のに外から与えられてしまうと、
「もう自分から働かなくっていいんだあ・・。」となってしまうと思います。
お金もそうですね。何もしなくてもたくさん与えられてしまうと、「もう自分で働かなくって
いいんだあ・・。」となって、本来持っている力を発揮できないということになります。
私はお肌に関する不安をコマーシャリズムにあおられて踊らされて、
どんどこどんどこ外から与え、結果肌の生気を奪っていたのでした。
カラダと心の履歴@〜アレルギー体質だった
学生時代〜