★★★ あとがきQ&A対談 ★★★
Q:クエスチョンマン
A:アンサーマン
Q:・・・結局、夢オチなのかよ。
A:夢も希望もないくくりでシメるなよ!現実から飛翔した幻想の物語だよ。
Q:めきしこ本人の幼児体験に起因した、病理的妄想作品?
A:いや、本人の体験とは直接関係ないらしいよ。思いっきり山育ちらしいし。ゼッペとか、モチーフになった少年はいるらしいけれどね。
Q:じゃぁ、ネタは何処から?
A:廃バスは実際にスケッチしたものなんだけど、その他は架空のところが多いね。
Q:原発なんか妙にリアルじゃない?
A:それは、ずっと北のほうにある六ヶ所村というところで仲良くなった釣り少年の影響らしいよ。
Q:ヨッシーはやっぱり白血病かな・・・。
A:うーん。実際原発関係ってヤバイ話しだらけだしね。ホントはもっとスゴイ話しなんかも聞いているんだけれど、それは書かなかったらしい。物語の趣旨が変わっちゃうらしいし。
Q:結局、ユージは原発関係に就職って感じなのかな?
A:まぁ、世の中思ったとおりに生きていけないもの。夢を追って、駅に降りてゆくトクちゃんとは対照的かもしれないね。
Q:サトルくんが降りたのは街の中学校?
A:まぁ、そんなプロットがあるからね。医者になるために進学校へって感じなのかも。廃バスから降りていく順番も時間軸にそっているようだしね。
Q:でもさ、廃バスが動き出す前に、ゼッペは廃バスの運転席で何を見てたんだろう?
A:ゼッペは不思議だよね。でも、何か正しいものを見て、無口だけれど一筋に生きている。主人公の「僕」は結局最後にそんなゼッペに救われているような気もするね。
Q:ヨッシーとゼッペはなんだかピュアな感じがする。
A:病気の少女。そして、痩せた海にひとり戦う漁師。方向は違うけれど、そんな気がする。
Q:「僕」はどうなんだろう?
A:ユージほど極端ではないにしろ、どこかで何かを失っている。
Q:うん、廃バスや浜辺を懐かしんでいるところを見ると、故郷を捨てたという風だしね。
A:ま、毎日見てたら感慨なんて湧かないと思うよ。
Q:結局廃バスって・・・・。
A:「僕」の人生だったんじゃないのかな。
Q:ってことは「廃」人生?
A:あざとい見方をすればそうかもしれない。でも、それは「僕」だけでなく、原発だったり、過疎してゆく地域だったり。いろんな意味があるんじゃないのかな。
Q:うーん。一台の廃バスから思いもよらぬ物語が出来ちゃった感じだね、今回は。
A:画集の方に書いてたけれど「廃」っていろんなヒントが隠されているらしいよ。
Q:無価値から有価値へ、ドラマチックな転換。
A:まぁ、それが廃バスが走り出すっていう瞬間の面白さなのかもね。
Q:それにしても、今回は真面目なあとがきなのかよ。
A:いつものヤバそうな用語が出てこないしね・・・。
Q:たのむ、何か一言・・・。
A:・・キ、キンタマ・・・。
Q:ありがとう。地球は青かった・・・・
A:こ、こんなオチでいいんですかーっ!

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