笠松競馬場
所在地: 岐阜県羽島郡笠松町若葉町12
開設年 1934年
走  路: ダート右回り1100m/幅員20m


●岐阜の河畔より天下を望む
 木曽川の河川敷に作られた小さな競馬場。 古くはオグリキャップ、それ以外にもライデンリーダー、トミシノポルンガ、マックスフリート、オグリローマン、レジェンドハンター、そして中央に移籍した安藤勝己騎手などを排出し、「名馬・名手の里」の呼び名がまさしくふさわしい。 その規模の小ささからは想像できないような全国クラスの名馬が数年に一度は登場するので競馬ファンにとっては笠松の名前は有名。

 それだけに、そのネームバリューのみを耳にして初めて笠松を訪れたファンはあまりの施設の古さや小ささに必ず驚愕するという、ある意味とても地方競馬らしい競馬場。 地方競馬ファンにとってはおそらく聖地のひとつとして数えられる。 木曽川の堤防と土手のわずかな隙間にすべての施設を詰め込んであるために、パドックは内馬場内にあるという特殊なレイアウト。 敷地全体が借地のため、コース内には畑や田んぼが広がっており収穫時期にはお百姓さんが野良仕事をしているのがスタンドから一望できる。 こんな光景が見れる競馬場は日本ではここしか存在しないかと思われる。

 スタンド裏にはオグリキャップの銅像がある。 施設自体がかなり狭いのでなんとか設置する場所を確保したという感じの入場門と案内所の間のスペースに堂々と鎮座されている。 他地方から遠征で来たファンは写真撮影をする、笠松競馬では唯一といっていい観光スポット。


 
↑内馬場内のパドック。騎手はバスで登場。    ↑説明不要、オグリキャップの像。一度は拝むべし。



 スタンドからみてちょうど右手前方には電車の鉄橋が掛かっており、時おり名鉄電車が行き来し風情がある。 3・4コーナーの真上あたりには東笠松駅という無人駅がありそこからの観戦も可能ではあったが、2005年1月に残念ながら廃駅となる。 またバックストレッチも木曽川の堤防から目の前に見ることもでき、とくに1600mのスタートはこちらから間近に見ることができるので一度は行ってみるのもよいかも。

 なお、笠松競馬はスタンド裏の堤防道路を渡ってすこし歩いた場所に厩舎村が存在する。 厩舎村から競馬場までは馬も人も徒歩で向かうので、当然のことながら一般道を馬が闊歩することになる。 これも笠松を象徴する風景のひとつ。 時間がある人は、馬が横断歩道を渡るこの光景を見てみる価値もあり。


↑内馬場内のパドック。騎手はバスで登場。


●これは食べよう
名古屋圏内独特の赤味噌文化が苦手な人にはなかなかお勧めできるものは少ない。 が、地方競馬場らしく食べ物屋は豊富。 味噌カツやドテ飯など名古屋競馬場と名物と呼ばれるものはだいたい似ている。 それ以外では「当たり餅」と呼ばれる焼餅はお勧め。

●交通アクセス
名古屋鉄道・笠松駅より徒歩ですぐ。 往復切符で来場し、場内の窓口で簡単な申請をすれば半額分は現金で返還という運賃助成サービスというシステムもあり。 ただし限度額は\500まで。
駐車場は無料。


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