5 鯨汁

 今は希少価値の高まった鯨ですが,昔は嫌と言うほど食べさせられました。幼心にも,「今日も鯨か・・・」と思っていたほどでした。塩皮鯨は安価で入手できます。宮城県の鮎川ではトイ汁として醤油味で親しまれているようです。美味しんぼ(ビックコミック;小学館)第75巻「日本全県味巡り宮城編&双子誕生」で,鮎川の益やさんのトイ汁が紹介されています。
 でも,私は味噌仕立てが好きです。豚汁を作る要領で簡単に作れます。
材料:塩皮鯨,ごぼう(ささがき),にんじん(薄めの輪切り),こんにゃく(ちぎって一口サイズに;豆腐でもOK),しいたけ,ねぎ,味噌,その他お好みで・・・。
 塩皮鯨はご覧のようにパッケージされて魚屋などで売っています。約150g入って398円。
 まずは,水にさらして塩抜きをします。
 一口サイズに切り,炒めます。
 ごぼう,にんじんなどを入れ,さらに炒めます。
 お湯を入れ,沸騰させたら,用意した味噌の半分程度を入れこんにゃくしいたけなどを入れて20分ほど煮込みます。鯨の臭みが気になる方は,生姜を一片程度入れるといいかもしれません。ねぎは,煮込み具合を見て入れてください。
 
 20分煮込んだら,残りの味噌を入れます。仕上げの味噌を入れたら,あまり煮込まないようにしてください。私は味を調えるときに,日本酒と醤油を少々入れます。
 お好みで七味唐辛子を入れて出来上がり。