| 古 字 |
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一 5
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「下」の古字か。縦線の途中に「コ」が加わった様な複雑な形になっている。 写真は,水戸東照宮に奉納された「一品」という地酒のこもに書かれた宣伝文句。「名聲響天下」と読める。「聲」も姿形書換字。 左の『今昔文字鏡』@000014は,常用漢字の字体。 撮影:2002年2月,茨城県水戸市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
一 5
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「天」の古字。「兀」を縦に二つ重ねた形に作っている。久留米市内では,他に水天宮も同様の文字を用いている。 写真は,菅原道眞と北の方吉祥女を祭る櫛原天満宮の鳥居の額。「天満宮」と書かれているが,「満」や「宮」は常用漢字の字体となっている。 撮影:2008年5月,福岡県久留米市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:000042 | ||
| 4
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「中」の古字。右下に「丶」が打たれている。 写真は,中福の「稲荷神社」の入り口の石に刻まれた「氏子中」の字。韓国の江華歴史館にある「世界金屬活字發祥中興紀念碑」でも同様の字がみられる。 左の『今昔文字鏡』@000079は,「丶」ではなく,「ニ」となっている字。 撮影:2000年7月,埼玉県川越市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
十 4
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「世」の古字。「十」の下に平仮名の「せ」の様に作っている。この字は江戸時代の中根元圭編『異体字辨』に収録されている。 写真は,寺山神社の境内にあった「建築世話人」の名を刻んだ石板の一部。割れて放置されていた。 左の『今昔文字鏡』@002713は下側が「七」と「十」の組み合わせとなっており,1画多い。 撮影:2003年2月,大分県玖珠郡玖珠町 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
十 4
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これも「世」の古字の別字体。 写真は,「海口市个体大世界」という名の個人経営の小売店が集まったビルの看板。「体」は姿形書換字。 左の『今昔文字鏡』@002714は最後の1画が短い同字。 撮影:2000年9月,海南省海口市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
十 10
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「奉」の古字。‘ささげる’という字は,もともと左右の手で‘穂’を意味する音符「 」を持つ形を示しているが,ここでは最上部の音符が「屮」に変形されている。写真は,素戔烏尊神社の狛犬の台座。「奉獻」と彫られている。文化4年に作られたもの。 左の『今昔文字鏡』@071497は別形の「奉」の古字。 撮影:2001年4月,大阪府吹田市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
夕 5
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「夜」の古字。「夜」は,音を表す「亦」に意味を表す「夕」を組み合わせた字だが,「亦」は『説文解字』などで,「亠」と右側の点を取った「火」の組み合わせに変形されている。 写真は生魂神社の石灯籠。「常夜鐙」と書かれているが,「鐙」は「燈」の意符書換字。 撮影:1999年7月,大阪市天王寺区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:005764 | ||
月 11
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「望」の古字。左上の「亡」が「臣」となっている。他に「巨」に近く作る例もあるが,これが徐々に変形されて「亡」になった様である。なお,「月」も元々は「 」という様に斜めに書かれていた。写真は李氏朝鮮の離宮であった昌徳宮内にある,楽善齋の門の一つで,額に「望春門」と書かれている。 左の『今昔文字鏡』@014391は,下が「壬」と作られている。 撮影:2001年1月,韓国・ソウル特別市鍾路区 |
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Unicode:6722 文字鏡:未収録 | ||
木 10
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「樹」の古字。部首の「木」が豆の乗っているが,現在の「樹」の字は,この「木」が「十」に略された上で,改めて木偏が加えられている。 写真は,清末に汪姓の塩商人が安徽から移り住んで建てた屋敷の客間に掛けられた額。「樹徳堂」と書かれている。現在は汪氏小苑として内部が公開されている。 撮影:2003年9月,江蘇省揚州市広陵区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:015334 | ||
水 15
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「濃」の古字。旁の上部が「曲」ではなく、「林」と作られている。 写真は,「老來濃茶舍」という名の喫茶店の看板。 左の字はUnicodeにも収録されている、さんずいの無い「農」の古字。 撮影:2007年5月,台湾・高雄県 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
示 7
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「神」の古字か。旁の「申」の右下に「二」が加えられている。同様の書き方は「中」の古字に見られる。 写真は,「大鳥神社」の名標。 左の『今昔文字鏡』は示偏が「ネ」ではない字体。 撮影:2003年9月,東京都目黒区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
示 7
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「社」の古字。旁の「土」の上に「木」が乗っている。 写真は,「奈良御園神社」の入り口に建てられた名標。大正4年に建てられたもの。 左の『今昔文字鏡』とは「示」の字形が少し異なる。 撮影:2001年1月,京都府八幡市 |
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Unicode:2566D
文字鏡:024714 | ||
羊 3
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「幸」の古字。「土」と「羊」の組み合わせに作っている。下が横線3本の例は「報」にも見られ,台湾の『中國時報』や香港の『大公報』のロゴなどで使用されている。 写真は,木津川にかかる「御幸橋」の欄干。「御」も「橋」も常用漢字とは字体が違う。左横に「昭和五年七月竣功」と彫られている。 撮影:2000年1月,京都府八幡市 |
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Unicode:26352
文字鏡:028433 | ||
車 3
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「軒」の古字か。「車」の古字は左右の車輪を形取り,縦に二つ並んでいるが,この例では,同じ軸でつながっている。 写真は和菓子の店の電柱広告。他に,曲阜の孔府内の扁額や,雲南省昆明市の店名で同じ字が使われているのを確認している。 左の『今昔文字鏡』@084569は「車」が縦に二つ並んだ字体。 撮影:1999年4月,名古屋市東区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 |