| 音符書換字 |
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人 3 イ下 |
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「假」の音符書き換えによる俗字。『第二次漢字簡化方案』の第二表にあった字で,旁の部分を「下」と書き換えている。「假 jia4、jia3」と「下 xia4」は,各地の方言を見ても同音ではないが,「 」には「jia3」と「xia2」の読みもあり,「蝦」を「虾」と書き換える例の類推で書き換えが行われたと考えられる。写真は税務署の入り口に示された営業時間。「節〜日休息」‘祝祭日は休み’と書かれている。 撮影:2000年10月,広東省仏山市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
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冫 5 冫 ![]() |
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「凝」の音符書き換えによる俗字。旁の「疑」を,「凝 ning2」と同音で画数が少ない「 ning2」と書き換えている。1977年発表の『第二次漢字簡化方案』第二表には三水偏の字が示されていたが記載ミスによるものか。写真は壁に落書きされた工事業者の宣伝。「拆混凝土」で‘コンクリート解体’を意味する。 撮影:2002年7月,山東省濱州市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
厂 3
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『第二次漢字簡化方案』の第二表にあった「厦」の音符書換字。中国語で,「夏」と「下」は「xia4」という同じ発音なので,「下」と書き換えられている。単独でも生薬の「半夏」を「半下」と書くような例がある。他に「下」を音符の書き換えに用いる例には,「嚇」(xia4)の簡体字「吓」もある。なお,「厦」には「sha4」と読む発音もあるが,この時でも左の音符書換字が使われる場合がある。 写真は長距離バスの行き先案内。「福州」の上に書いてあるのは「厦門」(アモイ)。 撮影:1998年10月,広東省潮州市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:084457 | ||
厂 4
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「原」の音符書換字。中国語で,「原」と「元」は「yuan2」という同じ発音なので,中を書き換えている。「源」でも同様の書き換えが見られるが,いずれも第二次簡化方案に見られた俗字。同じく「元」を使った音符書換字に「園 yuan2」、「遠 yuan3」があるが,これらは正規の簡体字である。 写真は化学薬品問屋の入り口。「化工原料」と書いてある。 撮影:2000年9月,湖北省武漢市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:053960 | ||
厂 6
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広東語による「厠」の音符書換字。北京音では「厠」は「ce4」,「次」は「ci4」と異音だが,広東語では「厠」も「次」も「chi3」で同じ発音なので,「則」を「次」と書き換えている。よって,広東語地域でしか用いられていない俗字。 写真は,広州駅付近の公衆便所の中にあったバケツ。「公〜」は‘公衆便所’を意味する。 左の『今昔文字鏡』@002981は常用漢字の字体。 撮影:2001年12月,広東省広州市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
土 5
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‘山間の平地’を意味する「 ao4」の音符書換字。江西省南部を中心とする客家語地域の地名に使用されている。江西以外では,福建省永安市の「山〜」、三明市の「牛〜」、明渓県の「当興〜」、湖南省寧郷県の「三仙〜」、広東省南雄市の「〜下」、四川省富順県の「万〜」などの例がある。写真は,村の計画出産の履行状況を示した掲示板の一部。「伏〜」を地図では,地元で同音の「佛〜」と表記していたが,現地では「伏〜」しか見かけなかった。 撮影:2001年6月,江西省上猶県 |
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Unicode:5787 文字鏡:053132 | ||
土 7
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「埠」の音符書換字。広東語地域の地名に使用される。「埠」は,本来広東語で「bou6」と読むが,「fau6」という俗音が通用するようになり,元の「bou6」または「bou2」と読む地名には,音が合う「歩 bou6」の字を入れた字が作られたものと思われる。なお,北京音では,「埠」も「歩」も「bu4」と読む。他に「深水埔」という表記もある。 この字には,旁に点が一つ多い姿形書換字もある。 写真は地下鉄の入り口。「深水〜」駅付近には,電気部品や衣料品の店が多い。 撮影:1999年9月,香港特別行政区深水 区 |
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Unicode:57D7 文字鏡:059301 | ||
宀 5
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中国語で「jia1」と読む「家」の音符書換字。「豕」を「家」と同音の「加 jia1」と書き換えている。この字の用例はまだこれ以外に見たことがない。 写真は個人経営の食堂の屋号。「酒」も音符書換字が使われており,日本の漢字に直すと「紅牡丹酒家」となる。 左の『今昔文字鏡』@007245は「家」の古字。なんとなく形からも「加」と略せそうに思えなくもない。 撮影:2001年6月,江西省吉安県 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
心 3
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「感」の音符書換字。「感 gan3」と同音の「干 gan4」を旁に使って簡略化している。なお,「咸」は,現在「xian2」と読み,「感」と同音ではなくなっている。 この字は,文化大革命時代の『第二次漢字簡化方案』で試用されたが,廃案となり,今は俗字となっている。 写真は税務署の前に張り出された「感謝信」(感謝状)。 撮影:2000年5月,福建省福州市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:079453 | ||
心 3
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「慢」の音符書換字。北京音では「曼 man4」と「万 wan4」は異音だが,上海語で「mee3」、台湾語で「ban7」、広東語で「maan6」と同音の字であり,方言音による書き換えとなっている。この字も『第二次漢字簡化方案』で試用され,文化大革命後に廃止された俗字。 電柱に書かれた「一看二〜三通過」という交通標語で,こすって消そうとした跡があるがまだ読める。 撮影:1999年8月,上海市黄浦区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:079359 | ||
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木 4 木六 |
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「樓」、「楼」の音符書換字。北京音では「樓 lou2」と「六 liu4」は異音だが,武漢音では「nou2」で同音のため,旁を画数の少ない「六」に書き換えたもの。武漢周辺以外では用例を見たことがない。 写真は,役所の建物の壁に書かれた医務室の案内。「衞生室 上三〜」と書かれており,‘医務室 三階へ’の意味。 Unicode 3.1に追加された字にこの字体がある。 撮影:2000年9月,湖北省武漢市 |
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Unicode:233E5 文字鏡:未収録 | ||
水 2
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「漆」の音符書換字。北京音では「qi1」,上海音では「qiek4」,広東音では「chat1」と読み,「七」と同音のため,旁を「七」に書き換えて,簡略化している。
この字は,貴州など,「溪 xi1」を「qi1」と読む地方では,「溪」の音符書換字としても用いられている。 写真は,魯迅公園のベンチ。「油漆未干」‘ペンキ塗りたて’と書かれているが,紙を敷いて座った跡が付いていた。 撮影:2000年9月,上海市虹口区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:017096 | ||
水 2
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「酒」の音符書換字。「酒」は北京音では「jiu3」と読み,「九」と同音のため,旁の「酉」を画数の少ない「九」に書き換えている。泰州音でも「酒」と「九」は同音。 同じ字体で「キ」、北京音で「gui3」などと読む字もあり,『今昔文字鏡』やUnicodeのデータベースはその字として収録しているが,現代中国人に見せると「酒」と読むのが普通。 写真は,家の壁に書かれた食料品店の案内。「煙酒綜合商店」と書かれているが,区画整理で近く取り壊される状況にあった。 撮影:2003年9月,江蘇省泰州市 |
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Unicode:6C3F 文字鏡:017102 | ||
水 11
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北京音では「jiao4」,広東音では「gaau3」と読み,‘低湿地’または‘分岐した水路’を意味する方言地名字「 」の音符書換字。「教」が同音のため,さんずいを付けて書換字としている。閩南語では,同じ字体の字を粥などが‘薄い’という意味に使っている。写真は,バスの停留所名の表示。「東〜路」という道に沿って走る812路線のバス停名は,「東〜」を含むものが並んでいる。 撮影:2000年9月,広東省広州市芳村区 |
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Unicode:6F16 文字鏡:053373 | ||
火 3
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地名に使われる名称文字「 gan4」の音符書換字か。この字は『龍龕手鑑』にも見えるが,「音干」とあるだけで,意味は示されておらず,『今昔文字鏡』でも未詳文字に分類されている。しかし,江西省では,南部にある「 州」を表記する時の略字として広く使われている。他に「 han4」の減画略字としての用例もある。写真は,泰和県のバスターミナルの待合室に出された行き先表示。「州」は姿形書換字が使われている。 撮影:2001年6月,江西省泰和県 |
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Unicode:3DA5 文字鏡:018888 | ||
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玉 4 王戸 |
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地名用字[王魯]の音符書換字。北京音では,「魯 lu3」と「炉 lu2」は声調が異なるが,上海語ではどちらも「lu3」の為,「炉」の類推で「魯」を「戸」に書き換えたものと思われる。 写真は小屋の壁にペンキで書かれた建材扱い所の表示。 撮影:2003年11月,上海市崇明県 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
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石 3 石千 |
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‘アルカリ’を意味する「 jian3」の音符書換字。旁の「咸」は中国語で「xian2」と読むが,「qian1」と読む「千」が使われているのは,「 jian1」の類推か。写真は,化学薬品問屋店頭に出された取り扱い商品一覧。「片〜」は‘フレーク状の苛性ソーダ’,「純〜」は‘ソーダ灰’を意味する。近隣の他店でも用例が見られた。 撮影:2000年9月,湖北省武漢市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
石 5![]() |
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‘煉瓦’を意味する「磚」の音符書換字。「專」は北京音で「zhuan1」,「占」は「zhan1」などと読み,異なる音だが,上海語では「專」も「占」も「磚」も「zeu1」と読む同音字のため,「占」で代用されている。ただ,省力化の点では,旁を4画で書く正しい簡体字「 」に劣る。写真は,建材店の店先の掲示。「防水、漏れ止め、タイル、モザイク、塗料面に塗るだけで効く」の意。 左の『今昔文字鏡』@024099は日本語で‘きぬた’,中国語で「zhen1」などと読む,同じ字体の別字。 撮影:2004年7月,浙江省平湖市 |
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Unicode:7827 文字鏡:024099 | ||
缶 10
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‘壷’を意味する「罐 guan4 カン」の音符書換字。旁を同音の「貫 guan4 カン」に換えている。 写真は食堂の前に貼られたメニュー。横書きで書かれた「〜〜鷄」、「〜〜鴨」という陶器の壷で鳥肉を煮込んだ料理の名前が見える。 撮影:2000年11月,重慶市渝中区 |
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Unicode:7F46 文字鏡:028173 | ||
艸 3
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「菜」の音符書換字。「采 cai3」と声調だけが違う「才 cai2」を使って,「cai4」という字音を表記している。この字は同音の「蔡 cai4」の音符書換字でもある。 写真は,大衆食堂の店の前に出されたメニュー。「酸辣白菜」、「香茹油菜」などの料理名が見える。後ろに示された価格の単位は人民元。 撮影:1999年10月,天津市紅橋区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:079318 | ||
虫 4
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蟹料理店の店名に見える,「蟹」の同字「蠏」の音符書換字。この字は中国語では生薬となる「蛤〜」‘オオヤモリ’という語において「jie4」と読むが,この写真の例では,看板の通り「蟹」の意味であり,「xie4」と読むべきである。 香港で話されている広東語では「haai5」と読むが,「介」(gaai3)と近似の音で書き換えている方言的な音符書換字。広州でもよく目にする。 2000年5月までに,店名が変わり,この看板はもう無い。 撮影:1999年5月,香港特別行政区東区・炮台山 |
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Unicode:86A7 文字鏡:032899 | ||
虫 9
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台湾語で‘牡蛎’を意味する「 」の音符書換字。この字は本来「禺」と同じ音で台湾語で「gu5」と読むが,「偶 ngoo2」などの類推で,近似音の「 o5」と読ませている。なお,苗栗県では客家語もよく使われるが,客家語読みでは音が合わない。写真は食堂の前に貼られたメニュー。透明な皮の餃子やつみれのスープなどとともに牡蛎スープとして売られている。 撮影:2001年5月,台湾・苗栗県苗栗市 |
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Unicode:2736A 文字鏡:033321 | ||
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虫 11 虫毫 |
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‘牡蠣’を意味する「蠔」の音符書換字。旁の「豪」は中国語で「hao2」、広東語で「hou4」と読み,同音で3画少ない「毫」と書かれている。簡体字では「蚝」と書くが,旁の「毛」は「mao2」、「mou4」で声母が合わず,この俗字を略したものと考えられる。 写真は,食料品店の取り扱い品名表示。オイスターソース、香りの良い干しエビ、缶詰が挙げられている。壁に直接漆喰かセメントで作り,塗料が塗られてれている。「罐」は意符書換字。 撮影:2005年5月,澳門特別行政区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
言 7
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「誕」の音符書換字。香港では,「 」と書く音符書換字がよく使われているが,これは一点しんにょうの意符書換字。写真は,大埔の林村にある天后廟にあった刺繍。天后の脇に祭られている,天后娘娘の誕生日旧暦3月23日に献上されたものらしく,「寳誕」という字が見える。 左の『今昔文字鏡』@084458は,二点しんにょうである点が異なる。 撮影:1999年9月,香港特別行政区大埔区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:084458 | ||
言 7
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「讓」の音符書換字。台湾語で「讓」は「jiong7」と読む事が多いが,これは「liong7」と読まれる地域もあり,「良」の「liong5」と似た発音となる。このため,旁の「襄」を画数の少ない「良」に置き換えて省力化したものと考えられる。 写真は,店舗の入り口のガラスに貼られた貼り紙の一部で,‘譲渡’を意味する「頂讓」と書かれている。 左の『今昔文字鏡』@035508は,「朗」の意符書換字として収録されている。 撮影:2006年5月,台湾・台中市 |
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Unicode:8A8F 文字鏡:035508 | ||
貝 4
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「購」の音符書換字。北京音で「購」は「gou4」,「勾」は「gou1」で,声調違いの同音のため,筆画が少ない「勾」を使っている。同様の書き換えは「溝」と「構」でも行われている。 左の『今昔文字鏡』@051477は正式な簡体字で,部首も減画している。 写真は商店の看板。広州市天河の大型書店「廣州購書中心」の題字もこの字体を使用している。1970年代までは,中国の書籍にもこの字がよく見られた。 撮影:2001年11月,広東省南海市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
2
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「道」の音符書換字。「辺」は日本では,「邊」の交換略字だが,中国では「道 dao4」を近似音の「刀 dao1」を使って表す俗字として使われている。ちなみに,「邊」の正しい簡体字は「 」で,「力」に書き換えている。写真は,電柱に付けられた通し番号で,道路の名前を冠して「順道街十四」と書かれている。「街」は減画略字。 撮影:2000年9月,湖北省武漢市 |
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Unicode:8FBA 文字鏡:038710 | ||
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金 6 金向 |
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「xiang1」と読み,‘嵌める’を意味する「 」の音符書換字。旁を,同音で画数が少ない「向 xiang4」に書き換えた俗字。同じく「向」を使った音符書換字には,「 」(橡 xiang4)がある。写真は,アパートの入り口に出されていた看板。「祖傳〜牙」とあり,先祖伝来の方法で入れ歯を作るらしい。 撮影:2000年9月,浙江省紹興市 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 | ||
魚 6
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‘田鰻’や‘鰻’を意味する「 」の広東語による音符書換字。北京音で「 」ならびに「善」は「shan4」,「先」は「xian1」と異音だが,広東語では「sin3」と「sin1」で声調違いの同音なので,筆画の少ない「先」に書き換えている。写真は,ホテル内にある広東料理店の水槽の表示。「白〜」は‘鰻’を意味する。この例では,部首は簡体字となっている。左の『今昔文字鏡』@046098は繁体字。 撮影:2001年12月,広東省広州市越秀区 |
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Unicode:未収録 文字鏡:未収録 |