第2次・怪獣大戦争
― 復讐者襲来 ―


第31章  鷲の出撃

将軍は、宇宙に向かう特殊部隊、
『宇宙決死隊』とも言える6人に、すぐ出撃の用意を行うよう促した。
ネオガイガンが猛威を振るい始めた今、もはや作戦は待ったなしの状況にあった。
マイケルに続き、神崎も宇宙艇打上げに際した準備を開始する。
その様子を見守ることしかできない鳥居は、自分の無力感を痛感する。
現実に苦悩する青年を、エリカは自然と励ましていた。

鳥居「先輩…」
神崎「心配性だな、相変わらず…」

神崎も、溜息をつく鳥居を励ます意味も込めて、自身の決意を口にする。

神崎「一度は失いかけた命だ、それに…誰にも出来ないことをやりたい。
前からずっと、思ってたんだ…今こそ、その時だ」
鳥居「先輩は…現実主義者と思ってました」
神崎「…これも、現実のうちだ」


(SY−2準備)

戦闘宇宙艇SY−2『ライトニング・イーグル』も専用ハンガーから地下の打上げデッキに移動され、
打上げの最終整備が行われていた。
宇宙仕様のジャケットを着込んだ神崎は、
マイケルと選抜された4人の工作兵と合流し、打上げデッキへと向かう。
鳥居は言葉が見つからず、勇敢な先輩をただ無言で見送った。

マイケル「ヤマト、俺の部下だ、紹介しよう…」(以下4人の紹介、省略(^^;))
神崎「よろしく…では、自分は機器の調整があるので」
マイケル「いい、先輩を持ったな…芯の強い男だ、気に入った」
鳥居「…ええ、尊敬しています」
マイケル「俺が、約束しよう…彼は、俺が必ず連れて帰る」

先に打上げデッキに向かう神崎を見つめ、
マイケルは鳥居に向かって、神崎の最大限の評価を口にする。
地下打上げデッキにはガラス張りの指令デッキが併設され、
コクピットに近い高さから打上げシークエンスを見送ることができる。
鳥居はエリカと共にこのデッキに入り、富士らUNA幹部と一緒に、
今まさに乗り込もうとする神崎達を見つめていた。


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