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[普通自動二輪免許取得]
規制緩和で免許制度も変わり、二輪免許は「大型自動二輪免許」「普通自動二輪免許」「小型自動二輪免許」と区分され、「大型自動二輪免許」も自動車学校で取得可能になりました。
これはアメリカから、
「米国製の大型オートバイが日本市場で売れないのは、日本の免許制度のせいだ!改善しろ!」
と外圧がかかったためだそうですが、確かに一理あります。
従来の大型自動二輪に乗れる免許(限定解除)は自動車学校で実技免除とならず、運転免許センターで試験を受けなければなりませんでした。で、コレが難しい。地域によって差があるようですが、おおむね合格率10%以下だったと思います。
これじゃ、大型に乗れる免許を取ろうとする人も少ないでしょうし、挫折した人も多いでしょう。よって国産バイクは400cc以下が主力商品でした。
ところがこの法改正により「大型自動二輪免許」の取得者が大幅に増加し、今、400cc以上のバイクもかなり充実してきました。自動車学校も儲かるでしょうし、バイクメーカー、バイク屋も儲かる。大型スクーターのブームと相まって、バイクブーム以来停滞していた二輪車市場に少し活気が出てきました。
話はそれますが、アメリカの外圧は日本国民(消費者)にはありがたいこともあります。いや、多いかも。
銀行なんかのATMが夜7時ごろまで動き出したのもアメリカらの外圧です。
「アメリカが貿易赤字なのは日本の輸出のせいだ。日本は輸出ばっかりせずにもっと内需を拡大しろ。そのためにはATMの営業時間を延長しろ!」
と、ヤクザの因縁つけより幼稚な理論を平気で展開してきます。
まぁ、「BSE(狂牛病)で死ぬ確率は、交通事故で死ぬ確率よりずっと低い。だから米国産の牛肉は安全だ」
などと平気で言い放つ連中ですからね。
あと、有名なのがトイザラス。これはレーガン大統領が強力に市場開放させました。
しかしこれらの外圧、アメリカの思惑とは裏腹に、皮肉にも日本の企業の体力をますます増強することになってしまいました。バイクに関しては、確かに米国製の大型オートバイ(=ハーレィダビットソン)の売り上げは劇的に増えたでしょう、しかし日本のバイクメーカーの大型車のラインナップが充実し、それがアメリカに売られます。
日本にはホンダ、カワサキ、ヤマハ、スズキ、と世界の4大バイクメーカーがあります。いくらアメリカがハーレィ1社でがんばっても、勝負は明白です。
外圧welcomeです。
免許の話に戻ります。
で、自動車学校ですが初めての実技で「原付は乗ったことがあるか?」と聞かれ、
「はい、クラッチ付きに乗っていました」と答えると、
バイク起こしの確認の後、「じゃ、ついて来て」といきなりコースをぐるぐる回りだしました。
まともにバイクに乗ったのは20年ぶりだし、バイクもでかいしで、2時限乗ったらかなり疲れました。帰ったら爆睡してしまいました。
で、何度か通うと他の生徒を見る余裕が出てきました。
『教習原簿』というカルテのようなものを毎回、二輪の準備室の机の上に置いておくことになっています。あるとき他の生徒のをチラッと盗み見ました。
しかし贅沢な連中です、親の金でバイクの免許取るなんて・・・
ただ、私も運転はこんな若造連中には決して負けていません。
最近の若造は運動神経(平衡感覚)が発達していないのか、ゴロン、ゴロンとバイクをよくこかします。
10代後半と言えば、頭も体も一番いい時期。なんでこんなにドンクサイのかわかりませんな。
と言う感じで順調に教程も進み、卒業試験の日。
雪です。1番手です。他の受験者たちがみんな思いっきり注目しています。
ここでジタバタしてもみっともない。腹をくくって思いっきり演技することにしました。
急制動試験では40km/hでいいところ、勢い余って50km/h以上は出ていたと思います。本気で急制動です。絶妙な前後のブレーキバランス、ポンピングでロックさせずになんとか止まれました。人間ABS状態です。
そんな感じでなんとか規定演技を終了し、無事合格しました。
体に鞭打って1日に3時限乗ったりなんかしていたので、なんとか3週間で終了しました。
高校生のとき、自動二輪の教本を独学で勉強して実践していたのが、かなり役に立ったと思います。
でなかったら、補習が付いていたでしょう。
で、さっそく次の日、広島の免許センターに行って適正試験を受け、免許の書換えをしてきました。
25年来の夢がやっと現実になりました。