| 学能堂山 |
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| 草原が広がる学能堂山頂付近 |
| 三峰山の北方に位置する学能堂山(がくのどうやま)は、高見山地に属している。 一風変わった山名は、かつて山中に文殊菩薩像が祀られていたことにちなむという。 周囲は三峰山や室生火山群、伊勢の山々に囲まれており、すばらしい展望が楽しめる。 以前は登山者も少なく山頂近辺の道も不明瞭であったというが、 現在は知名度も上がったこともあってか、しっかりした道が通じている。 ただし、交通機関のアクセスは悪いので、バスのダイヤなどは入念にチェックしておく必要がある。 |
| <山行日> 平成14年3月25日 |
| <山 域> 高見山地 |
| 敷津バス停(45分)杉平集落(45分)林道終点(40分) 稜線出会い(30分)学能堂山(20分)稜線出会い(30分)林道終点(30分) 杉平集落(5分)杉平バス停 合計 4時間5分 |
近鉄大阪線名張駅から三重交通バスの敷津行きで終点へ。 登山口へはその先の杉平バス停が最も近いが、早朝のバス便は手前の敷津バス停までしかない。 敷津バス停から杉平方面へ国道368号を歩いてゆく。 奈良と三重の県境を過ぎて杉平の集落に入り、「いせ」と彫られた石がある辻を右にとる。 |
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| 敷津バス停 | 「いせ」と彫られた石がある辻 |
| 民家の間を抜けて左手に大洞山の端正な山容を眺めながら、水谷林道を登ってゆく。 程なく学能堂山を指す道標に出合うので、これに従って左の山道を進む。 |
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| 水谷林道から望む大洞山 | 学能堂山への分岐 |
鬱蒼とした桧の植林帯の中を道なりに登るといったん林道終点の小広い広場に出る。 これを横切って再び植林帯に入り、涸れた沢に沿うようになると急傾斜がしばらく続く。 急坂を詰め上がったあと平坦な台地を進み、もう一度少しばかりの急登をこなさねばならない。 |
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| 植林帯の中に通じる登山ルート | 林道終点の広場を過ぎて、また山道に入る |
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| 涸沢沿いの急坂 |
| 道標の立つ稜線出会いにたどりつけば左へとって、植林の中を尾根通しに歩を進める。 植林帯を抜けると気持ちのよい雑木林をたどり、右手の鹿除けのネットに沿ったあと山頂直下の急坂を登る。 |
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| 稜線出会い。道標に従って左へ進む | 笹原の広がる雑木林 |
やがて草原地帯に迎えられながら、山頂に飛び出す。 この山頂からの展望は雄大で、南には三峰山が指呼の間にあり、 南西に見える高見山の尖峰の向うには、台高山脈北部の稜線が続いている。 西から北にかけては古光山、倶留尊山、大洞山などの室生火山群の山が展開し、 東には伊勢の山々を代表して局ガ岳の鋭鋒がことさら目を引きつけている。 三等三角点の周囲には、爽快なススキの草原が広がって、詩情的な雰囲気さえ漂っている。 |
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| 三等三角点の埋まる山頂。奥は三峰山 | 高見山の尖峰。綺麗な三角錐を呈している |
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| 室生火山群の主峰、倶留尊山(右手のピーク) | 伊勢の山々でも一際目立つ局ガ岳 |
山頂からは杉平の集落まで往路を引き返すことにして、尾根をたどって稜線出会いの道標まで戻り、 植林帯の中の急坂を集落まで下ってゆく。 国道368号線に出て右へとるとすぐ杉平バス停に着くので、奈良交通バスで近鉄名張駅へ。 |
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| 杉平バス停。ここから名張駅へ戻る |
登山口から山頂まで暗い植林帯の道のりが続いただけに、 たどりついた山頂の草原から眺め渡す台高山脈北部の稜線や伊勢の山々、 室生火山群の山なみなどの展望は、まったくすばらしく感じられた。 山頂付近は高木のない草原地帯なので、天候に恵まれればハイキングの醍醐味が味わえる山であろう。 |
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