| 局ガ岳(1,029m) |
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| 茶畑の向うにそびえる局ガ岳 |
高見山から東へ伸びる高見山地に属する局ガ岳は、 堀坂山や白猪山とともに伊勢の三つ星のひとつに数えられ、 伊勢の山々の中でも一際鋭い劣峰を示している。 山名の由来は山容が十二衣をまとった局に似ていることや 昔ひとりの局がこの山に迷い込んだという伝承からなどとされている。 コースは急傾斜の登りが続くが山頂からの展望はすばらしい。 |
| 山行日 平成14年3月18日 |
| 堀出(40分)局ガ岳神社(30分)新登山道登山口(60分)小峠 (20分)局ガ岳(15分)小峠(1時間)局ガ岳神社(30分)堀出 合計 4時間15分 |
| 松坂駅から三重交通バスの飯高町役場前行に乗車。 バスが松坂市街を抜け国道168号線を南西へ向かうと 車窓から右前方に局ガ岳が眺められる。 堀出で下車し右の登山口を標した標識に従って舗装道を北へ入る。 局ガ岳の山容を正面に見ながら茶畑が広がる木地小屋の集落の中を山手へ向かって進んでゆく。 |
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| 近鉄とJRが乗り入れる松阪駅 | 山麓には茶畑が広がる |
| 集落の最奥にさしかかると「専故の足跡」と呼ばれる石のくぼみを見る。 昔、力持ちの専故が、紀州候の参勤交代の道中に道を防いだ巨牛を片手で動かし 参勤交代一向を通したという伝承が残っている。 その専故が足を休めるため石に足を置いたら、そこだけへっこんだのがこの「専故の足跡」という。 集落を抜けて橋を渡り舗装路を登ってゆけば左手に局ガ岳神社を見る。 小さい神社であるが管理がきれいに行き届いている。 |
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| 左下のくぼみが「専故の足跡」 | 局ガ岳神社の鳥居 |
| 神社を後にして進むと左右に走る林道に出合うので、これを左にとり20分程歩く。 右に山中に進む分岐があるのでこれを拾うと新登山道の登山口にたどりつく。 桧の植林の中、急傾斜の斜面をつづら折りに詰め上がってゆくと 時折、西側の展望が開けて栗ノ木岳の尖峰が望まれる。 |
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| 新登山道の登山口 | 植林の中を黙々と登る |
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| 尖峰を突き上げる栗ノ木岳 |
急坂の連続をこなして稜線に達すれば右にとって尾根伝いに進み、旧登山道が合流する小峠を過ぎる。 うっそうとした植林帯から明るい雑木林に変わり、露岩混じりの急登を登りきると 標高1,029mの局ガ岳のピークにたどりつく。 |
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| 右下から旧登山道が合流する小峠 | 頂上直下の露岩が混じる急坂 |
三等三角点が設置された山頂は小広い広場で 北側の反射板がさえぎる以外ほぼ360度の展望が楽しめる。 西から北へかけては三峰山、学能堂山、大洞山が望まれ、その向こうには青山高原の稜線も霞んで見える。 東には白猪山や堀坂山など伊勢の山並みが広がっている。 |
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| 局ガ岳の三等三角点標石 | 眺めのいい山頂の広場 |
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| 三峰山を望む(最奥) | 学能堂山(中央)と倶留尊山(右奥) |
| 下山は小峠まで引き返して、左を選び旧登山道を下る。 植林に覆われた斜面にトラバース気味に通じている道をたどって、涸れ沢のガレ場を過ぎる。 堰堤の右岸を経て林道をまたいで植林の中を少し進むと旧登山道登山口へ出る。 林道を右へ下れば往路に登ってきた道を左に見るので、これを選び堀出バス停へ戻る。 |
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| トラバース気味に下る旧登山道 | 旧登山道登山口 |
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| 堀出バス停から三重交通バスで松阪駅へ |
遠くからでも同定できる山容をもつ山だけに 昔から地元でも畏敬の念をもって拝まれ、歩かれてきたに違いない。 その中で局の話や力持ち専故の話などが伝承として生まれてきたのであろう。 |