監督:リドリー・スコット 主演:ラッセル・クロウ、制作費一億ドルというこの作品、さて、どのような映画だったのでしょうか?
まず、タイトルが「グラディエイター)剣闘士)」である事から推測される通りに、舞台はローマ、それも、
ネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウス、マルクス・アウレリウスら五賢帝らのローマ全盛期の話です。
より詳しく述べるならば、その中でも「哲人皇帝」として知られるマルクス・アウレリクスの治世末期から物語は始まります。
この物語は、そのマルクス・アウレリクスが何故、五賢帝の中で唯一皇帝位を世襲としたのか、
(五賢帝らは、腐敗を恐れて人格、能力を兼ね備えた者を養子とし、後継者としていたらしい)
その謎に大胆な解釈でもってあたっているのです!。
で、粗筋と致しましては、
皇帝マルクス・アウレリクスは、人望あるローマ軍将軍アエリアス・マキシマス(ラッセル・クロウ)
を次期皇帝として指名するのだが、それを知ったアウレリクスの実子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)
は妬みのあまり実父を暗殺、更にはマキシマスも謀反人として処刑しようとする。
だが、マキシマスは間一髪これを逃れ、一路妻子が待つ故郷へと向かうが、
そこで待っていたのは、物言わぬ亡骸となった愛する者の姿だった。
絶望と逃亡の際に受けた傷が元で、倒れ伏したマキシマスは運命に弄ばれるかのように、奴隷商人に拾われ、
そして、剣闘士へとなっていく・・・。
まぁ、詳しい話はまだ未見の方の為に伏せておきますが、
この作品は素晴らしい映画ですよ。是非、映画館の大音響の中で見て欲しい作品です。
きっと、ココロに残るものがある事でしょう。
さて、触りはこんなところで・・・以下改行の後で色々と・・・。見たくない人はここで戻ろう!
ネ
タ
バ
レ
、
ネ
タ
バ
レ
、
た
の
し
い
な
ぁ
♪
っ
て
べ
つ
に
た
の
し
く
な
い
っ
て
?
い
や
は
や
ご
も
っ
と
も
(
笑
)
さて、何から語ろうかねぇ・・・。
まずは、見どころからでしょうか?
やはり、最大のみせどころは冒頭のローマ軍VSゲルマンのガリア人戦士達の大規模戦闘シーンでしょう。
カタパルトや火矢の前哨戦から、始まった歩兵同士の闘いに背後からマキシマス率いる騎馬隊が襲い掛かり、一気に乱戦へと発展する。
リドリー・スコット監督はこのシーンを、スモークと光線の効果を駆使して、凄惨な殺戮の場には場違いな荘厳さを表現しつつ、
それでも見ている者を実際にその場にいると錯覚させる程の緻密さとボリュームを見せ付けてくれます。
それこそ、阿鼻叫喚と血臭をまぢかに感じる程に。
次の見せ場は、中盤、ローマコロシアムにて、マキシマス達剣闘士のチームが戦車隊を相手とするシーン。
マキシマスは圧倒的に不利な状況(機動力に優る戦車に包囲されて、徐々に仲間が殺されていく)を
知恵と勇気、チームワークで乗り切り、最後には勝利する。
このシーンも凄く練られていて、非常にリアルでありながらもヒロイックな展開に燃えまくりでした。
他にも、伝説の剣闘士ガイアとの闘いのシーンなど、戦闘シーンの迫力には驚かされるばかりです。
しかし、この映画とて、欠点がなかった訳ではありません。
まず一つ目は、物語的に手堅いつくりなので展開が予想できてしまうところ。
まぁ、これは歴史物だし、内容からして別段予想を裏切る必要もないので仕方ないでしょう。
二つ目は、マキシマスと敵役であるコモドゥスとの関わりの薄さでしょうか。
主人公マキシマスの主な活躍場所がコロシアムであるのに対し、コモドゥスのシーンは主に権謀渦巻く宮廷です。
二人とも、相手に対する敵意が膨れ上がっていく描写はあるのですけど、それが互いに関わらないような場所で行われるので、
今一つ空回りな感じがして、感情移入がしにくかったですね。
最後は・・・長かった事。
ああ、勿論、飽きが来るって意味じゃあありませんよ?
二時間半、スクリーンに食い入るようにしてましたから。
じゃあ、何故欠点なのか?
それはね、ボクがあまりに長すぎる為に途中我慢できずにトイレにいってしまったからです(笑)
ええ、恐ろしく個人的な理由です。
ああ、そういえばタイタニックの時もクライマックス(沈没シーン)でトイレに行って妹に呆れられたっけ(笑)
あ、ついでに一言。
ラッセル・クロウ・・・かっこいいです・・・惚れます(笑)