毎年国家予算がたてられ、その予算によって一年間、国の運営がなされています。
年末になると復活折衝とか大臣折衝とか新聞に書かれますが、いったい予算はどのようなプロセスで成立するのか、私自身この世界に入るまでは結果だけしか興味がなく、そのプロセスについては曖昧でした。
先日、本会議場で隣り合わせの宮澤洋一先生(大蔵省出身で私と同年齢、宮澤大蔵大臣の甥っ子)の好意で、数人が集まって大蔵省から講師を呼んで予算成立のレクチャ−を受けましたので要点のみですがレポ−トします。
<予算の種類>
一般会計予算、特別会計予算(38)、政府関係機関予算
<予算の態様>
本予算(当初予算)、補正予算、暫定予算
<予算編成の経過(平成12年度予算の例)>
前年度6月〜8月 各省で概算要求書の作成
6月〜12月 与党各部会で予算調整
7月30日 大蔵省 平成12年度予算の概算要求にあたっての基本的方針について(閣議了解)=シ−リング
8月31日 概算要求書の提出
9月〜 概算要求についての説明聴取
10月〜12月 概算要求の査定・調整 「要求なきところに査定なし」
12月16日 与党予算編成大綱決定(各部会のとりまとめ)
12月19日 予算編成方針閣議
12月20日 大蔵原案閣議提出(内示) 各省大蔵原案の検討・復活要求書案の作成
事務レベル復活折衝
12月22日 大臣折衝
12月24日 概算閣議
予算書作成
1月28日 提出閣議、国会提出
1月〜3月 国会審議
3月17日 成立
以上のような流れで予算が決まります。 平成13年度予算は、現在大蔵省での査定・調整期間で、自民党各部会・調査会でも連日予算関係の協議が進められています。
今回の予算編成の目玉は、やはりIT関連への対応、話題は公共事業の扱いがどうなるかというところでしょうか。
岩倉博文
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