<訪問団日程・行事>
4月27日(土)
UL455便にて成田発コロンボ・バンダラナイケ国際空港へ
※使用機材の到着遅れで約5時間遅れて出発。飛行時間約9時間。使用機材エアバス300。
※宿泊:ヒルトンホテル(コロンボ)
4月28日(日)
9:00 ヒルトンホテル発キャンディへ(バス)
※パトカ−先導にて約3時間、途中で一度休憩。
12:30〜14:00 大塚大使夫妻主催昼食会
14:30〜15:30 仏歯寺視察
16:00〜17:00 ペラデニア大学歯学部教育プロジェクト視察(日本政府による技術協力援助)
19:30〜21:30 ピ−リス憲法問題(和平プロセス担当)大臣主催夕食会
※宿泊:ル・キャンディアンホテル(キャンディ)
4月29日(月)
8:30 キャンディ発コロンボへ(バス)
12:30〜14:30 ジャヤス−リヤ電力・エネルギ−大臣主催昼食会
15:00〜15:30 フェルナンド外務大臣への表敬・会談(外務省)
※この席で同外相から中村光雄氏に在札幌名誉総領事就任証が授受される。
16:00〜17:00 ウィクラマシンハ首相への表敬・会談(首相官邸)
※スリランカ政府からNGO「クロアチアに像を贈る会」への子象2匹の寄贈式も行われる。
19:00〜21:00 日本・スリランカ国交50周年記念フェルナンド外務大臣主催晩餐会
※政府関係者他各国大使はじめ来賓多数出席。
※宿泊:ヒルトンホテル(コロンボ)
4月30日(火)
9:30〜10:30 国会議事堂視察(国会議員との懇談)
11:00〜11:30 クラ−マトゥンガ大統領への表敬・会談(大統領官邸)
12:00〜14:00 日・ス友好議連主催昼食懇談会(JOCV・JICA専門家、当地日本人会・商工関係者を招待)
15:45 バンダラナイケ国際空港発インド・チェンナイ空港へ
16:35 チェンナイ着
※牧谷チェンナイ総領事公邸で現地事情説明を兼ねた夕食会
※3名の日本企業代表者による経済状況他説明
20:00 チェンナイ空港発インド・ニュ−デリ−空港へ
22:30 ニュ−デリ−空港着
※宿泊:タ−ジ・パレス・ホテル
5月1日(水)
10:00 平林大使による現地事情説明
11:15〜11:45 国会議事堂視察
12:00〜12:30 フェルナンデス国防相表敬・会談(国防省)
13:00〜14:00 大使館にて昼食会
18:00〜18:30 ナラヤナン大統領表敬・会談(大統領官邸)
19:30〜19:50 日本留学経験者合同同窓会
※日本に留学経験のある現地人300名程が出席。
20:00〜22:00 フェルナンデス国防相主催夕食会
※宿泊:タ−ジ・パレス・ホテル
5月2日(木)
※野呂田団長以下一行は午前7時にアグラに出発。
※午前中は、麻生政調会長、山口衆議、金田参議と市内視察
13:00〜14:00 大使館にてカレ−昼食会
※インド議連残留者と同席
17:30〜18:20 クジュラ−ル元首相表敬・会談(麻生政調会長に同行)(公邸)
18:30〜19:10 シブラ−ジ野党院内総務表敬・会談( 〃 )(私邸)
21:30 ニュ−デリ−国際空港発JAL472成田へ
5月3日(金)
9:00 成田着
11:00 成田発千歳空港へ
<スリランカ国概要>
・正式国名:スリ・ランカ民主社会主義共和国(Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)
・首都:スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
・面積は北海道の約8割、人口は約1870万人、人種はシンハラ人74% タミル人18.2% ム−ア人7.1%
・宗教〜仏教徒69.3% ヒンドゥ教徒15.5% イスラム教徒7.6% カトリック教徒6.8%
・議会〜一院制 主要産業〜農業(紅茶、ゴム、ココナッツ、米作)繊維産業
・国民性〜温和な国民性で信仰心も厚い。
・最近のスリランカ情勢
@昨年6月以降クマ−ラトゥンガ大統領の政権運営を巡って政局が不安定化していたが、同大統領は10月に国会を解散し、12月5日、国会議員総選挙が実施された。結果、最大野党統一国民党(UNP)が過半数には及ばなかったものの、与党人民連合(PA)に大差をつけて勝利。
クマ−ラトゥンガ大統領は、ウィクラマシンハUNP総裁を首相に任命し、実質的なUNP政権が発足した。
これにより、大統領と首相以下閣僚が対立政党出身という政治的ねじれ状況が生じることとなった。
A昨年の6月以降の政局の不安定化や7月の「タミル・イ−ラム解放の虎(LTTE)」によると見られているコロンボ国際空港・空軍基地襲撃事件の影響などから、いわゆる和平プロセスは停滞を余儀なくされていた。
B12月の総選挙後、ウィクラマシンハ首相率いるUNP新政権が民族問題の解決に優先的に取り組む方針を打ち出したことから、ノルウェ−を仲介とする和平プロセスが再び活発化した。
ノルウェ−政府の積極的な仲介により2月22日、スリランカ政府とLTTEは停戦合意文書に署名し、停戦合意は2月23日午前0時わもって発効した。
現在、停戦合意が概ね守られている模様。
・日本とスリランカとの関係エピソ−ド
@故ジャヤワルダナ元大統領は1951年のサンフランシスコ講和会議にセイロン代表として(当時蔵相)として出席し、「憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む」という仏陀の言葉を引用し対日賠償請求権の放棄を明らかにするとともに、我が国を国際社会の一員として受け入れるよう訴える演説を行った。
この演説は、当時我が国に対し厳しい制裁措置を求めていた一部の戦勝国をも動かしたといわれ、その後の我が国の国際社会復帰への道につながる一つの象徴的な出来事として記憶されている。
A我が国とスリランカは、サンフランシスコ講和条約が発効した1952年4月28日を機に国交を樹立した。
2002年は国交樹立50周年にあたる。これを記念して両国で記念行事が予定されており、4月12日は我が国で記念切手が発売された。
<中村光雄スリランカ国在札幌名誉総領事就任>
・日・ス友好議員連盟野呂田芳成会長から北海道に不在だった同国名誉総領事を推薦して欲しいとの依頼が昨年末にあった。
札幌在住の経済人が好ましいとのお話だったので、私の連合後援会長である中村光雄苫小牧商工会議所会頭にご無理を言ってお願いする。
・数ヶ月後日本の外務省の承認もおり、今回の議連訪問団に中村会長ご夫妻もご同行していただくことになった。
・4月29日、フェルナンド外務大臣への表敬訪問時に同大臣から中村会長に正式な就任証が渡される。
・中村総領事より「両国の関係促進のために尽力を尽くしたい」旨のご挨拶があった。
<訪問団に参加して>
私にとっては初めての訪問地、国交樹立50周年記念行事の他に中村会長の名誉総領事就任の件があり、事前の情報がなかなかはっきりしなかったので心配もありましたが、就任証が外務大臣から渡され、しかも本国で外務大臣から直接渡されるということもめずらしいことなので大変感激しました。
上述のとおり日程的にかなりハ−ドでしたので、ゆっくりと見たり話したりすることは出来ませんでしたが、スリランカと日本との歴史的な関係についてまったく無知だったので、新しい世界を見たような感じがしたと同時に親日家が多く、親しみも感じましたし、北海道の約8割という国土に約1900万人の人口、北部では内乱の芽もあり政治的にはいろいろな問題も抱えつつ、でも大らかでフレンドリ−な国民性を感じました。
「日本は敗戦の中から極めて短期間に経済大国になった尊敬すべき国」という言葉が随所で聞かれ、ODAに対しても大変感謝しているという気持ちが強く伝わってきました。
コロンボとキャンディ−の二都市だけの訪問でしたが、今後も名誉総領事館の活動や議連の活動を通して接点も多くなると思うので日本とスリランカとの関係に係っていきたいと思っています。
かつては年間約2万人の日本人観光客がいたそうですが、LTTEの問題でここ数年観光客が減少しているとのこと、両国の今後の関係のためには市民レベルでの交流が必要だとも思います。
この2月の停戦合意以降は特に問題もなく推移していますが、民族問題を出来るだけ早く全面解決し世界中の人たちが安心して訪問できるよう願って止まない次第です。
尚、帰途にインドにも寄り、ナラヤナン大統領はじめ政府要人の方々とお会いすることが出来ました。
気候的には、両国とも夏の初めで大変暑く、北海道育ちの私にとっては慣れるのに時間が必要ですが、人口10億人の南西アジアの大国インド、これからの日本にとっても中国と共に大変重要な国になると実感しました。
最終日、麻生政調会長に同行して数人の方々とお会いしましたが、いずれも大変いい経験をさせていただきました。
緊張しながらも素晴らしい旅行をしたと喜んでいる女房共々、野呂田団長はじめ同行された議員の皆さんや現地で大変お世話をいただいた大使館の皆さんにも感謝をし、訪問団報告とします。
尚、スリランカ並びにインドの政治・経済等の資料がありますので必要な方はご一報下さい。
岩倉博文
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