第157回臨時国会は、任期満了に伴う総裁選挙で小泉総裁が再選された後の、9月26日に召集され、会期は10月31日までの36日間であったが、期限の切れるテロ対策特別措置法の延長法などを成立させた後に、衆議院は解散された。
総裁選挙は 9月8日に告示され、小泉純一郎君、藤井孝男君、亀井静香君、高村正彦君の4人が立候補し、20日に党員投票、議員投票を行った結果、小泉純一郎君が当選した。この結果を受けて小泉総理は改革を更に推進するための小泉第2次改造内閣を発足させた。
臨時国会開会の前日、与野党国会対策委員長会談が開かれ、開会冒頭の国会日程について合意した。これにより召集日の 9月26日から小泉総理の所信表明演説を行い、衆参ともに各1日の代表質問を行った後、予算委員会も衆参で各1日の質疑を行った。衆議院において 11月1日に失効するテロ組織撲滅のための国際協力をさらに2年間延長するテロ特措法を審議するテロ防止特別委員会は、審議促進のために代表質問の後や予算委員会の後に審議を行い10月3日には参議院に送付した。
テロ特措法と同時に、人事院勧告による公務員の給与引き下げを行う給与関連6法や今冬に向けてSARS等の感染症対策をより迅速かつ的確に対応するためのSARS対策法また、選挙期間中も政権公約(マニフェスト)等を配布できるとした公職選挙法も併せて参議院に送付した。
10月10日の解散・総選挙という想定された政治日程の中で、与党三党が引き続き結束を強化し法案処理に当たったため、国会運営は終始与党ペースであった。この間、野党は民主党と自由党が合併し、自由党は消滅した。
参議院は6日に本会議においてテロ特措法の趣旨説明を行い、同日、特別委員会において提案理由説明を行い、小泉総理に対する質疑を行った。連日の審議を行い9日には委員会で採決を行い、10日の本会議で前記の法案とともに成立させた。
小泉総理はテロ特措法の成立を待ち、10月10日衆議院を解散した。