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ほの ごと 集 バックナンバー

 

計画(プランニング)

1

  バリアフリー (00,12,16記)
 

 住宅金融公庫の仕様にもある『バリアフリー』についてお話いたします。

『バリアフリー』とは、障害のある人々が社会生活をしていく上で、障壁(バリア・Barrier)を開放することとして、建築用語として登場しました。一般的には、段差と物理的障壁となるものを取り除く意味合いが強く現れています。

 段差のないこと=バリアフリーと捉えられている方がほとんどのようですが、

  『バリアフリー』とは、

 建築的(物理的)にはもちろん、社会的、制度的、そして心理的な障壁となりうるすべてのものを取り除いてゆくことではないでしょうか。

 

2

  高齢者の照明計画について(転倒事故防止のために) (00,12,19記)
 

 高齢者の皆様は、明暗に対する順応能力は若者の半分以下に低下しています。特に段差が多い場所の照度が不足している玄関、脱衣室、浴室などの照度を平均的に上げることが必要です。また、足元に影が出来ないように、足元灯などを設置されてください。

 また、階段には数箇所の足元灯を分散して設置されてください。居室・寝室等は、室に適している照明器具よりひとまわり広い部屋用の照明器具を選ばれてください。(8帖のお部屋ですと、10帖用の照明器具を選定されてください。)

 

3

  高齢者にやさしい部屋つくり(色彩計画)について (00,12,30記)  
 

 高齢になりますと、眼球の中の水晶体の黄濁化が進んでまいります、そうすると青系統の色彩の微妙な区別がつきにくくなり、全体的に黄色系に見えるようになってゆきます。木質系の床面に同色のテーブルを置きますとテーブルの縁端が見えにくくなり、思わぬ事故につながる危険性があります。

 テーブルの縁端に床面と異なりが目立つ色彩や、床と異なった(明暗)色彩を選ばれ色の対比をつけてください。

 床と壁、壁とドア(引戸)、床の段差、階段(踏面、蹴面、すべり止め)、壁の突起(棚、家具)などには、同色系を多く使用しないようにされてください、同色を使われる場合は、明暗の差をつけてください。

 例、床は明度を落として安定感を与え、壁は反射するものはできるだけさけて床との明度差を出し(床より明るく)、壁と出入口の明度差をだします、また、壁と出入口枠も明度差をだします。(ドアを開いている場合出入口を分りやすくするためです。)

 わたくしは、目に障害のある施設の改修の仕事に携わっております。目の障害といっても全盲、色別(赤系、緑系、青系)障害など多岐に分かれるそうです。共通して、色の明暗をはっきりつけてあげることが誘導、安全確保のため必要になってまいります。

 

4

 あいまい=多様性 (01,01,15記)

 

 みなさまは住宅を計画される場合に、お部屋(寝室・子供室・食堂・居間)を決めてお話を進められると思います。5年後、10年後、15年後のご家族が、今お考えのお部屋に満足されるでしょうか?

 たとえば和室(畳)のお部屋のように、何に使ってもいいし、今は子供部屋、将来はアトリエ?

 のように、特定の用途を決めないで住み分ける方法もあります。

 あいまい=多様性 の住まいも 一つの選択肢になります。

お考えになられても良いのではないでしょうか?

5

 引き潮 (03,03,10記)
 

 我が家の家族の寝場所が日によって変ります。

 私が二段ベットの上段に寝る場合もありますが、今は妻が二段ベットの下段に1週間ほど寝ています。

 別に夫婦喧嘩をしたわけではありません。今回は、ほのちゃんが布団に潜りこんできて三人で川の字で休んだのですが、狭すぎて翌日からは妻が二段ベットで。

 その前は、小4の長男が眠れないと言うことで布団に潜り込んできました、その時は私と妻が交互に二段ベットの上段で眠りにつきました。

 子供達はそれぞれのベットで寝るようになって、なんだか寂しさを感じていたころです。

 子供と親も波が打ち寄せ引いていくように、少しずつ寄っては離れ、離れては寄りながら、お互いに距離を保つものなのでしょう。

 今日は、私と歩乃ペアで休みます。

7

 洋服と着物 (03,03,25記)
 

 洋服はのみなさまの身体に合わせて選びます。身体の変化(おなか廻り)にはなかなか対応できませんね。

 言い方を少し変えて、「洋服は身体の大きさを選びます

 では和服(着物)は?

 身体の変化(おなか廻りが変化しても)に合わせて包んでくれます。

 風呂敷も荷物の大きさに合わせて包んでくれます。

 建物も和服のように家族の住まい方に合わせて包んでくれるようなものであって欲しいものですね。

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