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建物の構造・性能

1

  暖かい家 (01,01,29記)
 

 日に日に日中が長くなってまいりました。

 太陽の陽射しに、氷柱が美しく輝いています。

 氷柱は、屋根の雪が解けて現れますが、断熱性の優れた建物は住宅内の熱が屋根に伝わらず、氷柱出来にくくなります。

 氷柱が少ない暖かい家

 

2

  住宅性能表示制度(任意)について 01,04,01記)
 

 商品に表示マークがあるように、住宅を新築される場合にも性能が表示(任意)されるようになりました。

住宅性能表示制度(任意)について

   住宅の性能を、数値で表示する新しい基準です。

   構造の関すること、火災時の安全に関すること、

   劣化の軽減に関すること、維持管理への配慮に関すること、

   温熱環境に関すること、空気環境に関すること、

   光(採光)環境の関すること、高齢者への配慮に関すること、

   温環境に関すること、

         が数値で表示する制度です。

上記項目を検討するためには多くの作業が伴いますので、作業のコストは皆様のご負担になりますので現況では住宅着工全体の1.0%程度の申請にとどまっております。

 

3

  地熱利用のすすめ (01,07,04記)
 

 エコハウス、自然エネルルギーを利用した建物とするには、太陽熱(パネル)を利用した温水、発電や風力を利用した、発電等があります。

 太陽熱、風力を利用する為には、お住まいの地域の気象・地形を細部に検討する必要がございます。

 曇天が多い季節は、太陽パネルは有効に性能を発揮しませんし、一定の風が吹かなければ風力による発電は出来なくなります。

 太陽と風力利用を共に備えることが、自然エネルギーを有効に利用できることになります。

 また、パネルや羽を備えることだけが、エコハウスではありません。

 夏季は暑い陽射しを遮り、冬季はやわらかな陽射しを部屋の奥までとどくような少しの工夫ご予算で、住まいの熱環境が改善されます。

 今まで多く取り上げられていないことですが、雲・風に影響されない熱(エネルギー)が身近に存在しています。

  それは地熱です。一定の深さまで掘り下げますと、年間+15度程度で一定の地熱がえられます。

 寒冷地の水道管の埋設深さは、お住まいの地域の水が凍結(0度)しない深さで決まっています。

 地熱の利用(夏季は冷房・冬季は暖房)をお考えになられては?

4

  建築材料の選定について(断熱材)01,06,02記)

 

 断熱材(空気層をつくる)は、主に内部と外部との温度差を保つ為に設置します。

 ガラス繊維系・ポリウレタン系・石綿系(燃えない)・木質系・スチロール系などがありますが。

 断熱性能が優れているものは、ポリウレタン系とですが、決してすべての要素を満たしているわけではありません。

 地球環境を考えた場合の、ポリウレタン系は、エネルギーの有効利用(熱損失を抑える)では優れておりますが、資源のリサイクルでは、産廃となります。(木質系はリサイクルとなります)

 また、ポリウレタン系は、代替フロンにより発泡し、空気層を作っておりますので、オゾン層の破壊の原因となっております。数年後はオゾン層の影響を与えない発泡方法で生産されるようです。

 建築材料では、すべてに優れているものはなかなか見つかりませんが、私たちの先人が使ってこられた材料は、リサイクル等では高く評価されます。

 天然素材の断熱材は、羊毛、籾殻、わらとうがあります。

 例えば、土壁は、建物解体後も再利用できますし、天然素材で吸湿性を持っておりますので化学物質過敏症(シックハウス症候群)の方には、適材となります。ただし、施工される職人方が減少され、施工単価が高いのが欠点ではあります。

 地球環境に優しい断熱材(材料・造り方)は?

     断熱性能で評価するか、リサイクルで評価するか?

                 皆様は、どのようにご判断されますか?

5

   カーテンとブラインド (01、11、27記)

 

カーテンとブラインド(縦型・横型・ロール)は陽射しを遮る(調整)ものとして有効です、真夏の南中時の陽射しと西日を遮る場合は、室内側にカーテン等で遮るよりは室外側に簾を下げると有効になります。

室内側に取り付けた場合には、カーテン等で反射した太陽エネルギーはカーテンの外側にあるガラスに反射してもう一度室内側に戻ってくるからです。

新築住宅の断熱仕様開口部(ペアガラス(ガラス二重))に、一つの部屋にはカーテン、もう一つの部屋にはロールブラインドを設置(ほとんど条件は同じ)しました。初めての冬のことでしたが、建て主様が「ロールブラインドのお部屋がカーテンのお部屋よりも寒い」とのお話をされました。

私から建て主様には、「断熱仕様の開口部ですが寒い冬のことを考えるとカーテンの方が良いですよ」とお話を差し上げておりましたが。  

建て主様が、お部屋のインテリアを重視した結果でした。

断熱仕様の開口部を取り付けても、開口部は壁・天井よりも夜間は熱を奪われやすくなります。カーテンは、ガラス面と室内との間の空気の流れを止める役割(断熱材)を持ちます。

 もうすぐ寒い冬です、厚めのカーテン(床まで)にしてみませんか。

 

6

  住宅の換気 (02,11,05記)
 

 先日、建築基準法の改正があると言うことで講習会に出かけてきました。来年7月に居室(住宅も含む)の換気に関する法律の一部が施行されるとのこと、恥ずかしながら知りませんでした。

 地球温暖化防止のため、高気密、高断熱を進めてきた際に、化学物質の影響まで加味していなかったため、シックハウス症候群等のアレルギーが問題になってきたとのことで、法律で定める量の計画換気をしなさいとのこと。

 色々、言いたいことはありますが、法律を守らなければ!!

 これから新築される建物は、法律を守って建築出来ますが改正法律以前の建物に増築しようとしたら、新しい法律が適用され、既存の建物も計画換気をしなければなりませんのでご注意ください。

7

  自然エネルギー (03,02,09記)
 

月がかわり寒暖の差が大きくなってきました、数日前は-11度の朝を迎えましたが、昨日今日と暖かい一日となりました。

 ここは陽射しのある日中は暖房をしなくても過ごせますので大変助かっております、日が落ちますとまだまだ暖房が必要です。

 先日、設備設計を依頼している方との話しですが。

 「建物の周囲にパイプを埋設し地熱を建物に取り入れたら」、「お風呂のお湯を捨てないで床暖房に使えたら良いのに」と言われました。

 ある深さまで達しますと地中の温度は年平均気温の温度になりますので一年を通して15度の室温になるわけですから夏は冷房が不要になりますし、冬は+7度室温を上げるだけですみます、利用すべきですね。

 お湯を捨てないで床暖房に利用できたらエネルギーの節約になりますしね。

 地熱の利用は私が十数年前にある住宅環境コンペに提案(入選)したものと同じことなのですが、地中パイプ内のカビの繁殖のことが気になり実現できないでおりました。地熱の利用は太陽熱よりも安定しております。

 やり方はいろいろありそうです。(^^)

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