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2005年度登頂見聞録NO−05

第28回、金峰山・富士山の山旅  
                           2005−07/09〜07/23(15日間)


我が山旅は
気力に体力と
余金が続き
平和で命がある限り
跋山渉水に一歩一歩
自然に浸れば
山道はおのずと宿る



7/09(土)
   自宅で朝食を済ませてR141〜県道68〜県道610から信州峠を越えて瑞垣山荘登山口無料駐車場に着いた。14時半頃から雨になって夕方には大雨になった。その大雨の中で車中泊した。

7/10(日)
瑞牆山2230m−鷹見岩2092m−飯森山2116m 歩行時間:355分
   朝になったら雨が止んだので、どんよりとした空を見上げながら出発した。雨に濡れている草木を気にしながら富士見平に着いた。小屋から左手の登山道へトラバースして小川山分岐から沢に下った。天島川を渡って一組の夫婦を追い越して山頂付近で富士見小屋に止まった女性2人とすれ違って瑞牆山の頂きに着いたがガスっていて景色はイマイチであった。
   下山していたら多くの登山者が登ってきた。富士見小屋から大日小屋への道を歩いて鷹見岩に登って分岐から、僅か左手から道なき苔の絨毯を踏みながら飯森山に登って大日小屋に立ち寄って愛車に帰った。(飯森山には登山道がありません、初歩的なルートハンテイングが必要です)

                     「梅雨空や 瑞牆山に 岩雫」・・・服神院
                     「濡れぞめき 登って瑞牆に 石の群れ」・・・服神院
                     「鷹見岩 石楠花林の 美展望」・・・服神院
                     「飯森は 苔絨毯に 黒木かな」・・・服神院


7/11(月)
金峰山2598m−大日岩2201m 歩行時間:465分
   小生の愛車以外は1台もいない瑞垣山登山口の駐車場から曇り空の中出発した。大日小屋でペットボトルに水を満タンにして大日岩の下を通ってモクモク歩いて森林限界に出た。富士山が見えるが霞んでいた。次第に金峰山に近づき五丈岩の写真を撮りながら頂きに着いた。
   下山途中で犬を連れた人と出会いお話をして森林限界に入ったら若い夫婦が登ってきた。大日岩に登ろうと西側に回り込んだが危険と感じたので程々の所で良しとして引き返して大日岩の東側を回り込んだら至る所が崩れていて危険であった。山道が整備されたばかりで小さな木々が倒されていて歩きづらかった。小川山分岐から瑞垣山へと歩いて富士見小屋を少し下って林道を歩いて愛車に戻った。その後水晶峠を通って金峰山に登る登山口の[森林浴広場、P+WC+水+無料のバーベキュー設備]にて車中泊した。

                     「金峰山 黒木歩きは 気疎しな」・・・服神院

西からの五丈岩 大日岩にある不思議な石
石の下を潜って先へ行って見た


7/12(火)
乙女高原1700m 歩行時間:20分
小樽山1713m 歩行時間:100分
   昨日の夜中から雨でここから金峰山に登るのを諦めて愛車を走らせて、コウモリを差して激しく降る雨の中を乙女高原を散策した。雨がいつまでも降るので焼山峠1350mで車中泊のつもりで閉じこもっていたら雨が止んだ。雨露に濡れながら小樽山をピストンした。次第に晴れ上がってきたので大弛峠に着いて車中泊した。

                     「高原の 乙女の花は ススキかな」・・・服神院
7/13(水)
前国師岳−国師岳2598m−北奥千丈岳2601-奥千丈岳2409m 歩行時間:180分
   ガスっている大弛峠から整備された登山道を歩いて国師岳に行き引き返して北奥千丈岳着いた。ここから踏み跡のしっかりした濡れた藪を漕いで下って山頂らしからぬ奥千丈岳に着いた。この先は殆ど歩かれていないのか踏み跡が不明確であった。

朝日岳2581m−鉄山2531m−金峰山2591m 歩行時間:240分
   愛車に戻って食事をして再び金峰山に登って五丈岩の写真を撮りながら360度回って愛車に戻った。その後焼山峠にて車中泊した。

   「金峰山
         トウヒ歩きは
               梅雨を績む
」・・・服神院


7/14(木)
水ケ森1553m 歩行時間:45分
帯那山−奥帯那山 歩行時間:60分
   雨の中林道を走らせて弓張峠から一部防火帯になった稜線歩いて、登山道を整備しながら水ケ森に登って、ついでに帯那山にも登った。その後富士山、表口新五合目登山口(富士宮口、P+WC[無料+有料])に着いて車中泊した。
   売店付近をブラブラしていたら若者グループ(男2人女2人)から写真を撮ってくれと頼まれてTシャッツの背中に書かれた4人の人屏風の富士山を撮った。

   「来るこぬか
        水ケ森濡れ
                 霧咽ぶ
」・・・服神院


7/15(金)
富士山(剣ケ峰3776m−白山岳3756m−大日岳) 
                         全歩行時間:253分 外輪山一周:73分
   空が明るくなってきたので出発した。快適に登って行ったら昨日の20時半頃登って行った若者グループが下ってきた。彼らと雲海の素晴らしさに感歎して少し歩いたら彼女らが下ってきた。記念写真を撮ってガスる中へ行って外輪山の浅間神社に着いたら寒々しい中で若い彼が上半身裸になって囃されて写真を撮っていた。
   昨日の夕方から登った若い夫婦の草履履き彼らと暫く一緒に歩いて、ガスって風がヒューヒューと吹く中を剣ヶ峰に着いた。手も悴みながら白山岳に登って鳥居に硬貨が沢山はさまれている大日岩に着いた。お鉢回り一周後足早に下ってガスから抜け出して暫くしたら、まだ彼女らがゆっくりと下っていた。少し下ったら美女に見とれて転んでしまった。転んで飛ばされたペットボトルを彼女の旦那に拾ってもらった。その後御殿場登山口(P+WC無料)に着いて車中泊した。
   ここに11時前に着いていたので暇をもてあましていた。ビールや酒を飲みながら自衛隊の人達とお話をしたりして時を過ごしていた。そんな午後の暮れかかる頃に、アメリカに1年間・スマトラ沖大地震にボランテイァ活動をして日本に帰って働きながらチャリンコで旅をしている「ヤス君(23才)」がやって来た。彼といろいろなお話をして自転車以外の所帯道具を背負って富士山へと登って行った。

   「ちはやぶる 神もおもひの あればこそ
         年へてふじの
             山も燃ゆらむ
」・・・万葉集


                     「陽炎の 吹き荒ぶ夏は 富士登山」・・・服神院
                     「蘇る 夏の富士山や 雲の海」・・・服神院

ハキハキと方言を使って
お話をする素敵な彼女達
悪天の為 誰もいない
富士山・剣ヶ峰


富士の霊峰から
満足を秘めて下る
脳裏に高山流水
人は富士に宿り
富士は天にあがめて
天は道にそって動き
登山道は自然に従う
美女と出会い一方に見つめ
我れ吾れを忘れて
石に躓いて転ぶ
公明正大はほど遠し



7/16(土)
富士山(剣ヶ峰3776m−白山岳3756m−久須志岳−大日岳−伊豆岳−成就岳−駒ヶ岳−三島岳−宝永山2702m)
                          全歩行時間:632分(40分休息含む) 外輪山一周:145分
  夜が開けてから出発した。先に登って行った人達をごぼう抜きして八合目の赤岩でヤス君が富士山に登って下って休んでいた。約40分程ヤス君とお話をして別れて外輪山御殿場口に着いて富士山八峰に登って下って宝永山に立ち寄って愛車に戻った。
   2日連続で富士山に登って御殿場登山口からは歩行距離20km高度差もあり2ヶ前から痛めていた右足が酷くなった。その後石割山登山口(石割神社、P+WC+水)にて車中泊した。

   「人しれぬ 思ひを常に すがるなる
         ふじの山こそ
              我身なりけれ
」・・・古今和歌集
   「富士の嶺を高み畏み天雲もい
         行きはばかり
              たなびくものを」・・・万葉集



   「富士からの
          雲海燃えて
                  激の声
」・・・服神院 
   「夏富士や
        宝永山で
              拝む岩
」・・・服神院

須走八合目でヤス君と記念撮影

                     「富士見上げ 落石ありて 神ほこり」・・・服神院
                     「攀じ登れ 富士峰々は 登仙かな」・・・服神院


7/17(日)
石割山1413m 歩行時間:90分
   右足が痛み無理かなと思いながら登って下ったが思うように下れなかったのでもう一晩ここで車中泊した。

                     「石割や 富士見つめてぞ 神塒」・・・服神院
7/18(月)
石割山1413m−平尾山−天窪山−大平山1296m 歩行時間:180分
   朝になったら右足は大分回復していた。再び石割山から大平山へと登った。気分を良くして石割温泉から富士山、須走口登山口に着いて車中泊した。

                     「大平山 富士雲けむり 野の花」・・・服神院
                     「見瞑れば 富士は日の本 一の山」・・・服神院
7/19(火)
富士山(久須志岳−白山岳3757m−剣ヶ峰3776m−三島岳−駒ヶ岳−浅間ケ岳−成就岳−大日岳)
                           全歩行時間:535分 外輪山一周:189分
   夜中の1時40分に出発して歩いていたら河口湖口から登って暗闇で間違って須走口へ下って来た若者と出会った。河口湖口と合流して途中で御来光を拝んで可愛い小学校の女の子に話しかけてホンの少し一緒に歩いた。富士山頂上浅間大社奥宮に着いて富士山八峰を登って下った。その後三ツ峠山登山口(P+WC)に着いて車中泊した。

   「峰はたと
         富士山の霊
                   宿り花
」・・・服神院
白山岳、釈迦の割れ石付近からの
岩穴から剣ヶ峰を撮影する


   「我妹子に 逢うよしをなみ 駿河なる
          富士の高嶺の
               燃えつつかあらむ」・・・万葉集


7/20(水)
三ツ峠山(木無山−開運山1786m−御巣鷹山1775m)−大幡山−ヤナ沢ノ頭−清八山−本社ケ丸1630m 歩行時間:330分
   右足を気にしながら三ツ峠から本社ケ丸へと歩いて愛車に戻った。その後富士スバルライン河口湖口五合目登山口(富士スバルライン2000円、P+WC無料)にて車中泊した。
                     「三ツ峠 三山に咲く 花の園」・・・服神院

小御岳(御岳神社)2314m
   河口湖口五合目登山口から丘のような峰の御岳神社に礼をして裏手の小高い丘をまわった。
                     「小御岳や 古き山には 夏の神社」・・・服神院

7/21(木)
富士山(大日岳−駒ヶ岳−剣ヶ峰3776m−白山岳3756m−久須志岳−経ヶ岳2386m)
                          全歩行時間:570分 外輪山一周:218分
   夜中の1時45分に出発した。六合目の「富士山安全指導センター」のおじさんに経ヶ岳は何処ですかと聞いたが、知らないと言われた。須走口と合流して途中で御来光を拝んで、富士山頂上浅間大社奥宮に着いて風が強く吹く中を富士山5峰を登って下った。六合目付近の経ヶ岳に立ち寄って、「富士山安全指導センター」の前に朝とは違う人が2人立っていたので経ヶ岳の事を聞いたら、知らないと無愛想な返事をした。
   [富士山安全指導センターの人達は富士山の事を全て知り尽くして指導員として世話をやいてほしいと願います。目と鼻先の峰の名前すら知らないとは指導員として情けないです。]
   その後文化洞トンネル東側登山口(Pのみ)にて車中泊した。

あたまを雲の上に出し
四方の山をみおろして
かみなりさまを下にきく
ふじは日本一の山

       ・・・銅像より−ふじの山

   「日の入りや
         時を忘れて
                   影の人
」・・・服神院
   「富士山の
         極みに我は
                  天の峰
」・・・服神院
   「富士山や
          我を夕焼け
                 染めにけり
」・・・服神院
富士スバルライン河口湖口五合目からの
日の入りを撮影する



   「妹が名も 我が名もたたば 惜しみこそ
   富士の高嶺の
          燃えつつ渡れ」・・・万葉集


7/22(金)
毛無山1500m−十二ヶ岳−金山−鬼ヶ岳−雪頭ケ岳−節刀ケ岳 歩行時間:405分
   足の痛みに耐えながら毛無山に登ったが富士山はぼんやりとしていて写真にはならなかった。一〜十二ケ岳へと歩いて金山から雪頭ケ岳をピストンして節刀ケ岳もピストンして十二ヶ岳に戻った。
   西湖へと下って文化洞トンネルへの通学路を歩いて愛車に戻った。その後長野県、野辺山の飯盛山獅子岩登山口に着いたら、いつの間にか立派な駐車場が出来ていて午後5時以降は閉鎖となっていた。仕方がなくホンの少し先の[平賀源心胴塚]の駐車場にて車中泊した。

                     「信玄の 春に悲しみ 平賀忌む」・・・服神院

7/23(土)
   昨日の夜半から雨だったので登山は中止して自宅に帰った。



あの山に峰に登ろう
くよくよしないで登ろう
きっと良いことがあるさ


山道を歩いていれば
誰かと出会うさ
草木に生き物にも
出会って癒されるさ


疲れたら休もう
のんびりと山に行こう
きっと素晴らしい
出会いがあるさ


あの山に峰に登ろう
くよくよしないで登ろう
きっと良いことがあるさ



   今回の山旅で一週間にコースを変えて4回富士山に登った。日本一高い山だけあって右足を痛めて疲れもどっと出てきた。やはり年なのかなと思ったりしているが・・・・・