雷雨の黒姫山2053m登山の出来事

写真:黒姫山頂付近から、小黒姫2046mと大池
2001−08−12
信州・北信の黒姫山が見渡せる小生の先祖のお墓参りをして、戸隠方面に車を走らせて16時過ぎに大橋に着いた。登山者が帰るのを待って、川のそばのお気に入りの場所に愛車を止めた。
運動のつもりで付近の草や笹を刈った。その後飲んだビールはホントに美味しかった。暫くして隣に中高年の夫婦が車を止め共に車中泊をした。
2001−08−13
7時41分に大橋から国道を歩き始めて、古池種池入り口の山道に入った。のんびりと山道を登って新道分枝を過ぎて斜度のきつい竹藪の登山道を登って行った。稜線に出るころ、夫婦と息子(小学校2年ぐらい)にもう一人の男性が歩いていた。
「お先にどうぞ」
「いやあんまり足が早くないから後からで良いです」
後ろからのんびり登りながら黒姫山2053mの山頂に着いた。しだいに雲行きが妖しくなってきた。息子連れの夫婦と別れて北東の稜線ぞいに下って黒姫乗越を通過して七つ池に着いた。
食事をしながら休息をとり付近を散策して大池へと向かった。西登山道を少し歩いていたら、また息子連れの夫婦達と出会った。大阪方面から来て、戸隠でキャンプをしていて男性の妻が留守番をしているという。
いろいろな話をしながら下った行き、天狗岩付近の光り苔の写真を撮っていたらポツリポツリと雨が降ってきた。
しだいに大雨になってきたのでコウモリをさして歩き始めたが、彼らはいつまでたっても雨具を身に着けなかった。
かなりの強烈な雨になってきたので、
「雨具着ないのですか、息子さん体壊しますよ」
言われて男性が自分の雨具をだして息子に着させていた。さらに雨が降ってきているので雨具を着なさいと言うようなしぐさをしたら、その時夫が
「雨具持ってきていないんです」
ビショビショの息子の母を見て、小生は心配になって
「お母さん自分の雨具着ますか」
「大丈夫です」
「黒姫山を簡単に登って来れると思ったので軽装で来ました」
「意外と時間がかかるコースですね」
「自分は コウモリに雨具は常時ザックに入れっぱなしです」
「ツエルトもいつも入れっぱなしです」
と小生は言いながら 雨の中を息子連れの夫婦達は濡れながら、時々息子さんは転びながら泣かずに元気に急ぎ下って行ったら、雨もしだいに小降りになってきた。
山岳部に入っているという男性と、山の話をしながらオオダルミ湿原に着いた。小生は湿原の花を見ながら写真を撮りながら眺めてから、再び一所になり山の恐ろしさや山に行くに何が必要か話をしながら大橋へと下って別れた。
山とはなんだろうか?
大自然の摂理に従ってその山に行くときは、自分の身を守る最低限の装備を持っていくのが常識ではなかろうか。
[雨具は我が身を守るもの]