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興国寺のしだれ桜

2002−04−03撮影

 「当下に眼横鼻直(がんのうびちょく)なることを認得して、
   人まんを被らず便ち空手(くうしゅ)にして郷に還る、
     ゆえに一ごうも仏法なし」
と道元禅師が言うように興国寺のしだれ桜も、ごく自然な平素の姿で見てこそ桜みよりにつきると思う。老いたしだれ桜も見る人を見守ることができ、これから幾数百年も生き続けて楽しませてくれるかもしれない。
 今年、いや翌年 来れる年に訪れてしだれ桜を見て参拝しましよう。

 花を咲かせて幾百年の
 長きに同じ地にして
 耐えて見せるものは
 歓びも悲しみも
 しだれ桜の四諦なり
 静かに訪れして
 一輪また一輪と咲きし
 花の香り漂う
 しだれ桜の八正道なり


 臥竜なる山の裾に
 開かれし興国寺の花
 訪れる人々いるかぎり
 いつまでも永久に
 咲いて見せようぞ
 臥竜山のしだれ桜