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2001-07-18
 「藪こぎて
   ササユリ惜しむ
         御前岳
」・・・服神院

   雨と藪漕ぎでの登りで花が咲いていると、心がホッとする。帰りの藪道に不安を感じながら花から去る時は我が子のように寂しさを感じる。


2001-08-07
 「迷い道
   風越山の
     猛暑かな
」・・・服神院


2001-08-15
 「新盆に
   お経の言葉
        山思う
」・・・服神院


2001-09-14
 「陸奥に
   麗の山旅
      秋の風
」・・・服神院


2001-09-23
 「秋晴れ
    山に行きたし
         仕事哉
」・・・服神院


2001-09-24
 「酒飲みて
     晴れ渡る山
         秋し
」・・・服神院


2001-11-05
 「柿喰えば
    山そぞろ寒
      我が身かな
」・・・服神院


2001-12-04
 「満月や
   彼方に浮かぶ
         山恋し
」・・・服神院


2002-05-15
 「霞みてや
   我がふるさとの
        信濃富士
」・・・服神院

 服神院の故郷は信州の信濃町、黒姫山2053mを見ながら育った。時々登らないと故郷の野山が遠くへいってしまうような気がする。
2002-05-15
 「山吹や
  森を呼ぶぞと
       鳥の声
」・・・服神院
2002-05-15
 「精霊や
   森の静かさ
      霧野かな
」・・・服神院

 森の中に入ると言葉で表せない感動を与えてくれる。それはなんだろうか、心に引かれる何かに吸いよせられて時のたつのも忘れてしまうものは精霊のせいなのか。
2002-05-15
 「歩きかや
   花も見送る
        登山道
」・・・服神院
2002-06-15
2002-06-10
 火打山に登ったとき、七曲がりの見晴らしで撮ったイワカガミの花

 「草花を
   見つめ浸るや
         山の道
」・・・服神院

 登山道を歩いていると、わきに可憐に咲く草花に歩く足もとまり見つめてしまう。素晴らしい花の出会いがあるから、また山に行きたくなる。
2002-06-15
 「山にはよ
  せえてせかんよ
       我が登り
」・・・服神院

 せえてせかん=急ぐようで急がない
2002-06-29
 「晴れ間みて
    しとしと歩く
       梅雨の山
」・・・服神院
2002-06-29
 「束の晴れ
    彼方に浮かぶ
        梅雨の山
」・・・服神院

 梅雨の時期の山はジメジメして、楽しさが幻滅してしまうが この梅雨を通過してこそ夏の山が最高に見えてくる。
2003-03-05
 「故郷や
    雪花咲いて
        寒の山
」・・・服神院


 春一番来たと思ったら、また真冬に戻ってしまった。故郷の山々も真白になって春の音はまだまだ遠い世界である。
2003-08-16
   「訪ねてや
        花の名山
              雨の顔
」・・・服神院


霧雨にも負けずに咲いていた山百合

   今年は花の百名山など花の咲く湿原に訪れたが雨や霧雨の日々が多く思ったように花と親しむ事が出来なかった。お盆もほとんど雨か曇り空で憂鬱なお盆になってしまった。
2003-11-06
   「山旅を
       心の風に
          よせ身かな
」・・服神院

   山旅を毎月続けていると我が心に風が吹きさるような気がする。それは一体何故だろうか、何であろうか。

2003-12-15
   「山旅や
       登り続けて
            暮れの道
」・・服神院

   「山々に
       明け暮れ句旅
                 山路かな
」・・服神院

   「山旅に
       里恋しいや

                家路かな」・・服神院

   今年の1月から12回の山旅に出掛けて山に登り続けていたら、もう12月の中句になってしまった。登った山々を思い出してみるが、なかなか思い出すのが大変である。

2004-04-03
   「旅に馬
       お四国の山
                春うらら
」・・服神院

   四国の競馬で一度も一番になったことのない大人気の馬[ハルウララ]が最後から2番目に走った。景気の悪い四国の競馬場を黒字にしてくれた。
   小生が四国に4/4日から山旅に出かけたらハルウララのように明るい四国であってほしい。

2004-06-01
   「春祈って
       鞍掛山に
            摩利支天
」・・服神院

   「鞍掛や
       史眺の岩花
                 霧深し
」・・服神院

   04-5/27日に日向山から大岩山・鞍掛山と登ったが山間に霧が流れていて鞍掛山からの甲斐駒ヶ岳を望む展望は幻であった。それを慰めてくれるかのように岩の間に可憐に咲いている花に癒された。

2004-08-17
   「山旅や
      登りし山は
           何処の山
」・・・服神院

   「老いるなら
      老いらしい峰
                 我が山
」・・・服神院

  北海道と九州以外はほどほどに有名な山は登り尽くしてきた。次第に危険な道の無いような山ばかりになってきたが中高年の小生にとって、そろそろ冒険的な山から手を引く潮時のような気がする。安全で健康で迷惑のかからないような野山に老いるまでのんびりと登ってみたいかなと思うこの頃である。

2005-01-01
   「新年に
        思い浮かぶは
                      山誘い
」・・・服神院
   「年越して
         睡魔誘いて
                  夢の山
」・・・服神院
   「新たなる
        雪の流れに
                   山聞こゆ
」・・・服神院

   2004年暮れから1日にかけて我が家で大雪(約50cm)が降った。朝から晩まで雪か片づけに追われて山景色も見えなかった。だが2日からは晴れて雪景色の山々が美しく聳えていた。

2007-1/1
   「猪の年に
          新築行くぞ
                臥竜山
」・・・服神院

   今年の2月から小生の2度目の新築工事が始まる、新しき家に引っ越したなら臥竜山に登ってみたい。


2008-2/8
   「麗かを
         欲しき思え
                  芽吹き雪」・・・服神院

   まだ雪が降っている日もあるが、何となく春を思わせる雪のような気がするこの頃である。




 

 野山に出かけて出会った俳句や、戯れて生れた雑草のような俳句などを載せたいと思います。


 「新らしき
   俳句の作り
     季語はなし


        写真:我が家族
 

野山、俳句の世界-1