3年ほど前、北大植物園に行った時、学生さんたちが何かの花の観察をしていました。
聞いてみると、ユリに似た横向きの蕾がいっぱいついた「オオウバユリ」でした。
そのときはほとんど蕾だったので、どんな花が咲くのか見たくてたまりませんでした。
春の山で一番先に見かけるのですが、夏山は行かないのでなかなか花を見ることが出来ません。
去年、身近な場所でオオウバユリが群生している場所を発見してから、すっかり魅了されました。

≪2006年7月末撮影≫
本州のウバユリより背丈は高く、葉が無いというけれど、下のほうに葉は残っています。
鬱蒼とした林の中にひっそりと咲いている、という感じですが、群生している様子は
不思議な雰囲気がかもし出され、凛とした気品も感じさせます

≪2005年春撮影≫
春先のいっせいに芽がでて来る様子は、春の息吹を感じさせる植物です!
≪2006年7月末撮影≫
大きな木々が茂っているので、昼間でも光が届かず、写真に撮っても暗いです!
一人で写真を撮りに行くのは、正直怖いのですが、撮りたさ一心で行って来ました。

≪2006年7月末撮影≫

≪2006年7月末撮影≫
左の写真のような蕾が、徐々に右の写真のように開いていく

≪2006年7月末撮影≫
さらに向きを変え開いていく様子↓

オオウバユリが花を咲かせる頃、かつてアイヌ民族はこの鱗茎(りんけい)を
掘り出して加工し、でんぷんを取って貴重な保存食にしたそうです。
撮影:大谷地学術自然保護地区