清澄の大スギ
国指定天然記念物
所在地 : 千葉県鴨川市清澄322-1

国道128号線・安房天津バイパスを走り、天津トンネルの3つ目を出た直後のJCTで国道を離れ、 県道81号線に入る。そのまま4kmほど北上すると清澄山頂近くに「清澄寺」がある。清澄寺は不 思議法師が開創したと伝えられる千二百年余の歴史をもつ古刹で、日蓮の出家得度、立教開宗の地と 伝えられ、日蓮上人所縁の寺として、日蓮宗大本山の一つになっている。 仁王門に足を踏み入れると、正面に一目でそれと分かる「清澄の大スギ」が目に飛び込んでくる。 樹齢800年といわれているが、人々は古くから「千年杉」と呼び親しんでいる杉である。 樹高47m、目通り幹周14.2mを測る巨大なスギで、高知県大豊町の「杉の大杉」には届かな いまでも、単幹で樹形に崩れがないスギとしては日本有数の身丈を持つスギだといえる。 以前、並び立っていたがスギが、昭和29年の台風で倒れた際に南面の枝・樹皮がもがれて傷が残り、 将来命取りになるような大きなダメージを受け、樹容も悪くしてしまっている。主幹の空洞化もかな り進んでいるようだが、今のところ樹勢にさほどの衰えは無いようである。
傾きが気になる 樹高47mの全景
後方の根張りは力強く 見栄えも良い
一部とはいえ 樹皮を削がれた姿は痛々しい
大杉の威光に隠れた 幹周7.5mのクス