アイナシ公園のクロガネモチ無指定
所在地 三重県四日市市西阿倉川町
西阿倉川アイナシ自生地として国の天然記念物に指定されている土地の一角に小さな児童公園があり、
そこに立派なクロガネモチが一本立っている。樹齢推定100年、樹高17m、目通り幹周3.7m
と記される赤い実をつける雌株の木である。本来ならば張りがあって美しい筈の主幹の樹皮に落書き
を彫り込んだ古傷が残っており、情けなく思う。これ以上の傷をつけないようにしてほしいものだ。
アイナシは明治36年に発見され、新種のナシとして認定、名前はイヌナシと栽培ナシとの雑種とさ
れているところからアイナシと名付けられたそうだ。自生地ということなので多数の木があるのだと
思っていたが、自生木は一株だけで寂しいものだ。根元付近から2本に分岐して、樹高は10mほど
の木で、4月頃に栽培ナシと同じ大きさの花を咲かせ、夏には直径2〜3cmの実をつける。季節外
れの訪問だったので、クロガネモチが無ければ何のことはないところであった。
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