猪名部神社のカシ無指定
所在地 三重県員弁郡東員町北大社
猪名部神社はこの地の豪族・猪名部氏の祖・伊香我色男命を主神とする神社で、地名の「員弁」も猪
名部の族名から転じたものとされている。この神社は毎年4月上旬に行われる「流鏑馬」と「上げ馬」
の神事が有名で、800年の歴史・伝統を今に引きついでいる。前方後円墳の上に建てられた社殿の
傍に建つ舞殿と接するようにして立つクスノキがある。このクスには毎年4月に南国よりアオバズク
が飛来して、子を産み育て、10月に親子で帰っていくというエピソードが語られている。樹高25
m、目通り幹周3.8mと記されるまだ若い元気そうなクスだ。境内を巡ると個性的な姿をしたクロ
ガネモチ、立派なツクバネガシが目に止まる。
境内中央部に背丈より高く石垣を巡らせた植え込みがあるが、これは高塚古墳だという、元来は円墳
であったが、明治41年に氏子が石を持ち寄って石垣を積み六角墳にしたもので、その植え込みの高
い位置から、見栄えの良いウラジロガシが境内を見下ろすように悠然と聳えている。
ツクバネガシ ( 樹高22m、目通り幹周3.95m )
クロガネモチ ( 樹高20m、目通り幹周3.15m )
左後方に見えるのが舞殿の傍らに聳える クスノキ
ウラジロガシ ( 樹高20m、目通り幹周3.60m )
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