長瀬のヒダリマキガヤ三重県指定天然記念物
所在地 三重県名張市長瀬1449
名張市街から国道368号線で美杉方面に向かって11kmほど走った長瀬に県指定天然記念物の
長瀬のヒダリマキガヤがある。但し、大きな樹ではないので見付けるのは簡単でない。まずは車窓
から背の高い杉が聳える国津神社を見付けて立ち寄ることが利口である。国津神社には幹周3m以上
のスギやイチョウが多数あり、最大のスギは 樹高30m、目通り幹周5.69mと記される立派なも
のである。入口で神社に向かって右45度・100mほど先に背の低いカヤらしき樹冠が見える。こ
れが「長瀬のヒダリマキガヤ」なので、目指して農道を歩いていけばよい。ヒダリマキガヤはイチイ
科の常緑高木であるカヤの変種、カヤの実の殻の表面に左巻きの溝があることから左巻きと名付けら
れたもので、葉が普通の榧に比べて大きく、実も大型で、全国的にも数件しかない珍しいものとして
天然記念物に指定されている。推定樹齢は350〜400年、樹高5〜8m、幹周り1.0m程のもの
が、2株現存している。
急な斜面の裾地に樹形の乱れた細身の二株が並んで立ち、前のめりに枝垂れながら一つの樹冠を作っ
ている。毎年150個程の実をつけているそうだ。
右画像は、国津神社のスギ (目通り5.69m ) |