千尋一本杉

森の巨人たち百選
所在地 : 三重県多気郡大台町大杉

紀勢自動車道・大宮大台ICを下りて 国道42号線を尾鷲方面へ南下、紀北町海山区の往古橋北交 差点で右折、往古川沿いに北上する。しばらくすると舗装路は消えて 石の多い 荒れたダート道に なる。 途中、落差100mという「小木森滝」を遠望するあたりにくると山の深さを真に実感する。 大台林道に入って40分、13kmほど走ると千尋峠で、ゲートを閉じた千尋隧道がある。 隧道の手前に車を置いて隧道を抜け、徒歩で林道を30分ほど下る。大きな分岐点で右側に向かい、 5分ほど歩くと粗末な小屋が立つスペースがある。小屋の前で注意深く辺りを見回すと、水枯れした 川の向こう側に大スギが見える。「千尋一本杉」は林野庁の「森の巨人たち百選」に選ばれた樹 で、推定樹齢 400年、樹高 45m、目通り幹周 8.13mもある自然スギだということである。 しかし、この場所には、営林関係者 ? と思われる人達が居住して生活していた形跡が残っている。そ ういう意味では、生まれ育ちは自然でも人に伐られることのない運命を持った特別な樹なのであろう。
千尋峠にある隧道(標高748m)
向こう側にゲート があって通行規制が行われている。