神服織機殿神社のクス

無指定
所在地 三重県松阪市大垣内町字西山

松阪市街方面から国道23号線・大垣内町交差点を右折、少し進むと左手の田畑の中にイメージして いた社叢が見えるので、この神社を見付けるのは簡単だ。鳥居をくぐるとすぐさまお目当てのクスが 立っている。他にそれらしき大物は見当たらないので、これが樹高28m、目通り幹周6.04mと 記されたクスのようだ。 見学のために奥に進むと、中央に大きなスペースがあり、皇大神宮の所管社である「神服織機殿神社 (かんはとりはたどのじんじゃ)」が祀られている。この神社は一般の神社とは異なり、5月と10月 に行われる神御衣祭(かんそみさい)に奉納する和妙(にぎたえ)という絹布を織る作業場・八尋殿(やひ ろどの)があり、参向する神宮神職が駐在する建物も存在している。社殿より大きく立派にみえる八 尋殿の中で5月1日と10月1日からそれぞれ14日間にわたって地元の人々が古い伝統のままに 絹布織りを奉仕される。この神社・社叢を総称して一般には「下機殿」(しもはたどの)と呼ばれ ている。