野登寺のスギ無指定
所在地 三重県亀山市安坂山町2033
野登山の頂上(852m)近くにある野登寺(やとうじ)は醍醐天皇の勅願によって建立が行われ、910
年に開堂したと伝えられる古刹である。 寺運は盛んであったが、1583年、 秀吉の兵火に遭い、灰
燼に帰してしまった。 1601年に亀山城主の寄進を得て再建、以降は亀山城主代々の祈願所となり、
1717年には麓に下寺を建立、そこに住職が居住するようになり今につながっている。
日本棚田百選に選ばれた「坂本棚田」を過ぎて東海自然歩道を上って行くと野登山に至る登山車道の入
口があり、険しい山道だが山頂まで車で登る事が出来る。駐車場のある山門から参道を登る道中に
多数の大杉が現存している。この参道を含む境内は、平成10年の台風7号で倒壊した杉が本堂や
鐘楼を直撃するなどの大災害を起こしている。復旧を終えた現況においてもその名残りは各所に感じら
れる。庫裡後方の下り斜面に太い下枝を持った特異な巨杉が立っている。境内でこれ以上の樹は見当
たらないので、これが、樹高35m、幹周6.9mと記されている最大の杉であろう。
参道から少し離れた山道に立つ大スギ
多数の石仏が並ぶ参道に聳える大スギ
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