黒田のアカガシ

滋賀県指定天然記念物
所在地 : 滋賀県木ノ本町黒田字大沢

琵琶湖北端に位置する木之本町黒田は筑前藩主黒田氏発祥の地で、賤ケ岳古戦場の東麓にある。 黒田のアカガシは地元では古くから神木として崇められ、現在も、毎年8月17日に豊作を祈った 「野神際」が行われている。アカガシはブナ科コナラ属の常緑広葉樹で普通は暖地に自生するもの が多く、この木のように寒冷地の山里近くに自生するものは稀少で学術的にも高い価値があるとさ れている。樹齢400年、樹高15m、幹周り6.9mのアカガシは、山裾の斜面にしっかりと根 をおろし、短い主幹から5本の枝を広げ、古武士を連想させるような魅力的な風格を醸し出してい る。しかし斜面の上側から見ると主幹が埋没しているのと中央部の太い枝が一本欠損しているため 少しイメージダウンしてしまう。この木は「新日本名木百選」に選ばれている。