一言主神社の乳イチョウ奈良市指定保護樹木
所在地 : 奈良県御所市森脇字角田432
西名阪道・香芝ICから国道168号線を南下して県道30号線に入るのが難解で苦労をする。県道
30号線に入った後も郊外でありながら車と信号の多さには閉口した。「一言主神社」はこの道路から
少し入った所にあり、地元では「いちごんさん」と呼び親しまれている。俗に、一言だけは聞いてくれ
ると云う各地の一言主神社の総本社である。 一言主(ひとことぬし)とは、古事記や日本書紀に雄略天
皇が葛城山で関わりをもった葛城族の主で、大和朝廷以前のこの地の支配者ではないかとされている。
この境内に聳える「乳イチョウ」は樹齢1200年と言われる古木で、目通り幹周りは3mほどと太
くはないが、頭上からは無数の乳根を付けて巨大に広がった特異な樹形には驚かされる。目通り幹周だ
けで巨木を評価するなと「一言」で表現しているかのようだ。
この神社境内に、幹周り3.9mのムクロジもある。奈良にはムクロジが多いので関心が薄いのかも
知れないが、ムクロジとしては立派なものだ。
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