戒場神社のホウノキ

奈良県指定天然記念物
所在地 : 奈良県宇陀郡榛原町戒場

榛原町、国道165号線から戒場に通じる車道があったのに「山部赤人の墓」へ寄り道をしたので、 細い歩道をかなり遠回りして戒長寺に辿り着いた。戒場山の裾野、標高600mにある戒長寺 は平安時代には地方の戒律道場として栄えた山寺で、境内を同じくして戒場神社がある。「戒場神 社のホウノキ」は落葉時にはおそらく枯れ木としか思えないほどの容姿をしているが、訪問時には 長さ20cm以上もある大きな葉を茂らせて、元気なところを見せてくれた。天然記念物として樹齢 300年、樹高15m、幹周り6.2mと記されるほどのホウノキの巨木は珍しいためか、この樹は 新日本名木百選にも選ばれている。 ホウノキはモクレン科の落葉高木で、朴葉は昔から食品を包んで利用されるほどに大きなもので、 日本の広葉樹中で最も大きな葉を持つ木として知られている。