忍坂山口坐神社のクスノキ桜井市指定天然記念物
所在地 : 奈良県桜井市大字赤尾42
名張方面から国道165号線を西に走り、桜井市・外山交差点で左折して国道166号線に入る。
166号に入ってから500mほど先の 忍坂交差点で右折、直後の栗原川を渡ると、頂部を白骨化し
た大杉が頭を出した森が見える。忍坂山口坐神社(おしさかやまぐちにいますじんじゃ)は 大和六所
山口神 の一つといわれ、磐座(いわくら)を御神体とする古社。その境内には樹齢600年、樹高30
m、幹周7.92mと記されるクスノキが立っている。背後からの姿は落ち着いているが、境内側から
見ると根元が荒々しく個性の有る姿をしたクスノキで、2mほどの高さから主幹が二方に分岐して、大
きく枝を張り出している。説明板によると、この樹は二代目で、初代のクスは、室町時代の1397年
に将軍 足利義満 が金閣寺を建てる際、天井板を一枚張りにしたいと広く大材を求め、柳本藩
領だった旧敷島村がこの神社の大クスを供出した。その際、伐り倒した木の先が隣の忍坂まで届くほど
の大きさで、よって、忍坂に「木の下」と云う地名が残ったと伝承されているそうだ。
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