羽黒山の爺杉
国指定天然記念物
所在地 : 山形県鶴岡市羽黒町手向

羽黒センターに駐車して、随神門をくぐると 継子坂 と呼ばれる長い下りの石段があり、祓川に架か る神橋まで下る。 神橋を渡り更に5分ほど石畳を上ると参道の脇に、渋い存在感を見せる「爺杉」(じじ すぎ)が目に飛び込んできて、その後方の木立のあいまに五重塔が見える。爺杉は、樹齢1000年、 樹高40m、目通り幹周8.2mと記される羽黒山内 最大のスギで、昔は、もう少し太目 の「婆杉」が並び立っていたという。しかし、明治の台風で失い、爺杉は独り身になってしまった。 上品な風格がある樹で、辺りに荘厳な空気を漂わせているが如く感じる。杉の後方 に建っているのは 平将門 の創建と伝えられる五重塔で、国宝に指定されている立派な塔で、現在の 塔は再建ではあるが、600年ほど前の建築といわれる古いもので、見るからに貴重な建物であるこ とが分かる。
随神門から始まる羽黒山の表参道は、全長1.7km、2446段もの石段が続き、その両側には 樹齢350〜500年の杉並木が続いている。その数は400本以上あるといわれ、参道全体が国 指定特別天然記念物だ。