長倉の大杉山形県指定天然記念物
所在地 : 山形県最上郡戸沢村角川
大河 最上川に沿って国道47号線が走っている。その国道沿いにある戸沢村役場から西に少し、角川
橋を渡った直後の古口交差点を左折、県道57号線に入り南下する。途中から分岐して、秘湯・今神
温泉に向かう道に入り、道なりに4kmほど進むと、数軒しかない小さな長倉集落があり、その集落に、
今は寂れ果てた今熊野神社がある。
集落から境内への登り口に立つ「長倉の大杉」は、724年に創建された今熊野神社と同い年になる
ので、神社の歴史をそのままそっくり生きてきた樹のようである。その昔、今熊野神社を経由して奥
にある今熊山に向かう道筋は、出羽三山の主峰である 月山 登拝路の一つであったという。おそらく、こ
こを行き交った多数の出羽行者達も、威光を発するこのスギと暫し向き合ったに違いない。
樹齢1200年、樹高40m、目通り幹周9.72mと記さる県指定天然記念物。3本に分岐して高
々と聳える樹容は風格があり、名木とも言える逸品である。
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