山五十川の玉杉

国指定天然記念物
所在地 : 山形県鶴岡市山五十川

山形自動車道・鶴岡ICから南西方向に国道7号線を20kmほど走り、新五十川トンネルを出た直 後の五十川交差点で左折、少し複雑な分岐になっているので戸惑うが、県道61号線に入り5kmほ ど走ると山五十川の玉杉(やまいらがわのたますぎ)の標識がある。 神社への登り口にある駐車場から鳥居をくぐると、細くて長い240段といわれる真新しいコンクリ ート製の階段が一直線に伸びている。階段を登りきったところの正面に聞きしに勝る素晴らしい樹容 をした「玉杉」がどっしりと立っている。遠望すると玉のような半球形の樹形をしているということ で「玉杉」の名前が付けられたという。樹齢1400年、根回り19m、樹高33m、目通り幹周 10mと記されている。この杉は、傾斜地に立つ地勢の関係もあって斜面を下る根張りが物凄く伸び てうねりながらしっかりと大地を掴んでいる。樹勢は良く、高齢でありながら生き生きとして枝を密 に張り出し、辺りを圧するような力強い樹容はまこと素晴らしい。貫禄が成せる技であろうか、実寸 以上に大きさを感じさせる樹だ。