上日寺の大イチョウ

国指定天然記念物
所在地 : 富山県氷見市朝日本町

朝日山公園の登り口に別称で銀杏精舎ともいわれる真言宗の古寺「上日寺」があり、その境内に見事なイチ ョウの巨木が聳え立っている。寺伝によれば、上日寺創建の際、観音菩薩を安置し、霊木としてイチ ョウが植えられたといわれている。樹は雌株で、樹齢1300年、樹高24m、目通り幹周12mと記さ れる日本有数の大イチョウで、地上3〜5mあたりから、多数の気根(乳柱)が垂れ下がり、一種独 特の風格を漂わせている。樹勢は良さそうで、ちょうど銀杏が実を結ぶ時期であるため、地上には沢 山の実が散乱し、独特の匂いが立ち込めていた。 観音堂登り口に湧き出す霊水は、寺開創の観音菩薩を安置した時に湧き出したと伝承され、この水で 本尊を沐浴したといわれています。古来より、薬功の多い霊水とされており、「とやまの名水」にも 選ばれている。また、毎年4月17・18日に鐘をゴンゴンと打ち鳴らす水にちなんだ奇祭、ごんごん 祭りが行われている。