老谷の大ツバキ

富山県指定天然記念物
所在地 : 富山県氷見市老谷1249

氷見駅から西方16km、石川県と接する奥深い地点に老谷の集落があり、奇怪な枝振りをして日本 一の大椿といわれる「老谷の大ツバキ」が山奥の墓地に立っている。一種の不気味さを感じさせる姿 をしたこの大ツバキには古くから次のような伝説が語り次がれている。 昔、氷見の池田城に仕えて いた一人の武士が、無実の罪で打ち首になった。その妻は幼子を連れて老谷の里へ帰ったが、恨みと 悲しみに暮れて数年後に亡くなった。その墓標に植えられたツバキは不思議なほどに成長し、怨念で 何かを締め付けるかのように、互いに枝をかたく交差させて成長した。やがて池田城は落城したが、 これと相前後するように何故かツバキの成長は止まったという。 氷見市は県内では有数のヤブツバキの自生地で樹齢200年ほどのツバキが多数確認されており、ヤ ブツバキの宝庫だそうです。このツバキを訪れるにあたり道中の道案内が充実しているの には驚いた。花の時期には相当な人が訪れるのであろう。