html> 勝興寺のイチョウ

実ならずの銀杏

富山県指定天然記念物
所在地 : 富山県高岡市伏木古国府

JR氷見線・伏木駅前から西へ200mほどに勝興寺がある。地方にあって破格の規模と格式を備え た浄土真宗本願寺派の勝興寺は本堂を始めとする12棟が国指定の重要文化財で、総門・唐門を抜け ると、平成の大改修で輝き戻った巨大な本堂が威容を現します。 境内の前庭には樹齢300年余のイチョウが二本立っていて、その内の一本に「実ならずの銀杏」と 表示がされている。昔、子どもが銀杏の実を採ろうとして木に登り、そこから落ちて大怪我をした り、実の取り合いなどでケンカが起こったりしたため、住職が今後こんなことがないようにと祈願し たところ、翌年からは一粒の実もつけなくなったといわれています。これが、この寺に伝えられる 「勝興寺七不思議」の第一番目の不思議だそうです。樹齢300年の樹でこんな話ができるのはちょ っと無理があるように思うが、お寺さんのお説教ネタには使えそうだ。 二本のもう一方のイチョウの樹勢は旺盛そのものですが、肝心の「実ならずの銀杏」は傷みも多く、 樹勢は今ひとつ芳しくないようだ。